年明けから忙しくてすっかりブログはご無沙汰でしたが、ぼちぼち再開しますね。
というわけで先ずは新春5日から京都笠置山で開催されたサンキュチュアリ・リトリートから。
会場はその昔後醍醐天皇が鎌倉幕府に対して挙兵した京都の南端にある笠置山の老舗旅館松本亭。
ここは狸の焼き物で有名な信楽も近いですが、狸の焼き物と言えば、八畳敷きの玉袋。
この玉袋には秘密があるんですが、男性のためのたまたまのセルフケアはぼくが担当しました。
サンクチュアリ・リトリートでは男女に分かれてそれぞれの
生殖器のケアをします。
タオの伝統には有名な房中術を含む様々なセクシュアルプラクティスがありますが、
異性と触れ合う以前に自分自身の生殖器、そしてセックスエナジーと向き合いプラクティスを重ねることを重視しています。
男性の場合は外側の異性に女性性を求めることで依存や搾取をするのではなく、先ず自分自身の内側の女性性と出会い育てることで陰陽のバランスを取る必要があります。
何かのゴールを目指すことのためのタオ「道」ではなく、ただ「道」の上にとどまること、その在り方自体がすでにその結果である「徳」だからですね。
タオの説く「道徳」とは何者かになることではなくただ自分自身として在ることで、世間の言う守るべきルールとしての「道徳」(特に性道徳)とは何の関係もありません。
↑宿の前の遊歩道には女性器を暗示させる大きな木の根が。
宿のすぐ隣には後醍醐天皇が立てこもった笠置寺があり、
そこから古戦場でもある山頂を巡る遊歩道があります。
↑日本最古の摩崖仏「虚空蔵菩薩」
↑お胎内巡り。
母の子宮に戻って生まれなおすと言われています。
参加者は最初からアイマスクをしてパートナーに手を引かれながら
歩くので遊歩道全体がお胎内巡りになります。
↑笠置山山頂。
↑無事に遊歩道を下るとお地蔵さまが出迎えてくれます。
↑次回のリトリートは3月に湯河原で開催されます。
その後の年内のコースはすでに一度はサンクチュアリ(アナンガランガ・
リトリートを含む)リトリートに参加された方を対象のアドバンスリトリート
となります。
↑UHTのチネイザン登録商標