刺さずに打つ鍼、打鍼術。


というわけで、最近トークセン(タイ北部に伝わる伝統木槌療法)のレッスンに来ていただいている名古屋市内の接骨院のT先生(柔道整復師)に初めて「打鍼術」というのを教わりました。

↑「打鍼術」に使う道具です。左上の小槌で中央の鍼を打ちます。鍼の材質は金属(金・銀・銅・チタン・ステンレス等)や中央上の白っぽいチョークのようなセラミック、右側の木材(これは柳の木です)等様々です。先端が丸いもの、平坦なもの、尖ったものがありますがいずれも刺すわけではありません。中央上部の木製(赤樫)の棒はぼくがT先生に献上した自作(元はヌンチャクです)のトークセンのリムです。

 

打鍼術というのは室町時代の臨済宗の禅僧で、沢庵漬け有名な沢庵宗彭和尚も師事した無分(夢分)さんが母親の病気を治すために考案した、木槌で軽く打つだけで刺さない鍼(はり)のことです。
その後江戸時代になって衰退してしまったそうですが、最近また鍼灸の世界でも注目されているのだそうです。

↑「打鍼術」の腹診図。

↓下の図のチネイザン(気内臓)の反射区の図と似てますよね。

打鍼術のユニークなところは「刺さない鍼」「木槌で鍼を打つ」というその手法ではなく、それまでの中国伝統医学の鍼灸理論である経絡を使わない日本独自の体系であること。
また邪を排除せず、しかも腹部だけで全身の症状に対応する、という点ですね。

ここはチネイザンと共通する部分です。

 

トークセンは全身のセンと呼ばれるエナジーラインに木製の杭をあてて木槌で叩いて行くんですが、特にぼくはチネイザン(気内臓)という腹部マッサージでトークセンを使うことが多く、センだけではなく腹部の反射区を打つのでその共通点の多さにちょっと驚ろかされますね。

↑T先生愛用の沙羅双樹トークセンはラバーが貼られています。接骨院で使うための消音と経絡よりもポイント重視のための加工です。

右側の打鍼の鍼(柳の木)と小槌はいずれも自家製です。

↑最近右腕が上がらなくなっていたのでT先生に右肋骨の下をコンコン打ってもらうと、、

↑おおーっ!腕が上がりました。

 

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