まにのチネイザン(気内臓療法)モニターセッション。
チネイザンの効果のひとつとして、自分のお腹の中の構造-それぞれの内臓・深層筋と筋膜の位置や関係、その感触などに意識が向き、それらが呼吸とともに自分自身とのつながりを取り戻し、自分自身の肉体へのいたわりや感謝が生まれる、ということがあります。
チネイザンのセッション中には時々幽体離脱体験やヴィジョンを観たりするようなコメントもいただいているんですが、今回紹介するのは施術しているぼく(まに)がリーディングされちゃったケースです。
これは初めてのことでした。
レシーバーのH.Hさんはぼくたちが「タイ・ヒーリング ジャパン」というNPO法人を運営していることはもちろん知りませんし、近所に廃業した下宿屋さんがあって以前からぼくが何となく気にしていること、最近になって近所の唯一の銭湯が廃業したことも知りません。
ましてぼくがNPO法人の事業として助成金(緊急雇用対策基金等の)をもらってタイマッサージの職業訓練を出来たらいいなあー、と考えていたことはNPOの仲間にもほとんどお話ししていない、単なる個人的な「夢」でしかなかったんです。
それがこんなにリアルにリーディングされちゃうなんて本当にビックリ!!でした。
さすがに細かい料金設定まではまだ考えていなかったんですけども、こんなことも起こったりするんですねえ、チネイザン。
ただ、これを実現するには、ぼくが一番苦手にしている面倒な「手続き」の壁を乗り越えなければいけないんですけどね。
「書類作成」やお役所への「手続き」、それに「管理」とか「経理」とかが得意な仲間が現れないかなー!
でもなんだか背中を押された感じです。
ありがとうございます!!
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(H.Hさん 男性 岐阜)
【番外編】
五回目の施術中に見た世界 。
痛みを覚えたものの、慣れるに従ってそう驚かなくなった。
ここちよい揺らぎにフォーカスしていると、徐々に眠気のようなものを催す……ものの、意識的に寝入るようなことはなく、外側から施術受けている自分を意識的に感じる変な感覚でいた。
よく言われる幽体離脱というものが実際はどのような状態なのかはわからないが、外側から自分をみているという自分は、人のような形を伴わず、目を閉じたら空中に浮遊している気体の鏡で自分の姿を内側から見ているような感覚である。とでも表現しようか。
外側から見ていた……というのはそのような気体の鏡からみているようなもので、見ている自分は実際には内的なところにあるのかもしれない。
よって、体の変化を感じると、瞬時に意識が戻ってきて「尿意を覚えました」などと言って起きることもできた。
「間に合いませんでした」
急な便意を催して起きたかったのに、起きられなかった自分は、うっかり下痢失禁をしてしまったと思い込んで飛び起きようとした。
が、目覚めて起きようとしたら手を休めたはずのマニ導師の手は止まらず、再び「間に合いませんでした」と詫びて飛び起きようとしたところで、漸く停めていただけた。
その時の自分は、気体に映る自分から瞬時に戻って来れなかった。
それほど遠くにあった気体に自分を映しているかのようだった。
これをどう表現したらよいものか。
ここちよい揺らぎに身を任せていると、霧のようなとうめいな気体が私の外に現れて鏡のように自分を外から見せてくれる。
チネイザンを受けて数回ともなると、このような状態になるのは慣れてきて、不思議な感覚であるとともに、その状態を楽しめる余裕も出てきた。
ただ、時間がゆっくりと流れているのに、時間を感じることなく、とうめいな気体に映った鏡は徐々に部屋全体に広がり、充満すると、やがて自分以外のものまでも映し出したような状態となった。
施術者や同伴者、その空間そのものまでも重ねて映し出すものだから、写真でいうならブレたような映像である。
そのうち、ピントが合うようにそんな状態もなくなると、またくっきりと施術を受けている自分を感じることができた。
けれど、今度は横たわっている自分がいる世界が、それまでの自分のいた世界と違うような記憶まで呼び出す。
今、目の前で施術を受けている自分は、これまでの自分とは異なる別世界の自分である。
その施術を受けている自分の記憶の世界に入ってみると、そこにはまた施術を受けている過去の自分が見えるという、ややこしい状態。
その過去の施術を受けている自分は、今回同伴したパートナーが不在で、一人で施術を受けて来ていた。(ここから先は、その一人で来た私の記憶の映像を見せてもらったような、別世界の私の状況である。)
そちらの世界では、チネイザンの施術を受けているこの一室が、通常の施術のほかに研修を受けに来ている若者が多数出入りする「教室」でもある。
導師マニ師匠が一般施術をしている間は、研修に来ている若者たちは自由時間で、旅に出たり名古屋市街地でアルバイトをしたり、宿舎で同室の者と研修受けた内容を施し合いながらの自習をしたりしている。
ITMの知名度が増すにつれ、一般施術客も増え、研修の期間が空いてしまうため、長期逗留の間はそういった自由な時間を過ごすことで、一方では様々な地域からから来た同志研修の者と語らい、ゆるやかにつながる時間が持てていた。
宿舎は近所の古びた学生寮みたいなところで、トイレは共同、炊事場は各部屋に水場程度のものはあるだけの風呂のない物件で、近所に銭湯という設備のない昨今なだけに借りてがつかず大家さんの倉庫として放置されていたようなところを、マニ導師はNPО名義で借りていた。
当初一部屋だったその宿舎も、施術客が増えて研修が長期になるにつれ、男女が期間的に重なることが増えたため、宿直研修をはじめて間もなく二部屋借りるようになっていた。
やがて、研修を受けに地方から来ている若者が、そのままその場に別室を個人で借りて居ついてしまい、継続的にタイ整体やチネイザンを学びつつ、普段の生活は自室で手仕事的な創作活動なども続けるために個人で一部屋借り出す者もあらわれていた。
研修期間は課程やレベルの進度によりまちまちだが、間にそんな感じで通常の施術を挟むため、逗留期間はまちまちである。
その間の交通費と逗留費用を軽減することも兼ねて、NPOが借りたアパートが、そんな感じで若者の(中には中年の脱サラリーマン層もいた)居場所になっていた。
家賃はNPOが支払い、その財源は若者の研修費+逗留費用で賄われていた。
当初この逗留費用も、前泊と後泊だけを一泊1000円程度で行っていた(相部屋)ものが、マニ導師の施術客が増えるにしたがって、やがて空文化したもので、研修期間中はいつのまにか研修費用の中に含まれてしまっていた。 (その分、研修費用が割高になるものの、コース別に一月乃至二月、或いは連続で別過程を受けるものは半年近く、逗留期間中の定額逗留費(宿舎費)でお釣がくるくらい賄われていた。)
時には団体でタイまで研修ツアーを行い、また逆に交換留学のようにタイから日本に研修を受けに来たり、タイの研修を受けた者が日本でのタイマッサージやチネイザン普及のために派遣されてきた人たちの受け入れなどもNPOが事業として行うようにまでなって、それまで使い途のない古びたアパートはそんな人たちで賑わっていた。
そんな中で、なかなか時間の取れない多忙なマニ導師のところに、久しぶりにその世界の自分が、チネイザンを受けに来ている……という状況であった。
久しぶりに受ける内臓整体は、セルフヒーリングをサボっていたこともあり、その世界の私は、少々内臓が凝り固まってしまって痛がり、再び排泄障害を起こしかけていた。
手を入れられると気を失うくらい痛い。
そうしてまた意識が飛んでしまった自分を、とうめいな鏡が映し出す。
半分気を失っている状態で施術を受けていると、急に便意を催してきたので、意識体は体に戻り、「すみません、トイレに行きます」とマニ導師に伝えた。
導師はすぐに手を止めてくれたので、緩くなった腹を刺激しないように起き出した私はトイレを目指したはずだった。が、起きた私はなぜか横たわって施術を受けている私の中に入ってしまった。
思うに、こちらの世界の自分の意識に戻ってきたような感覚で、もちろんこちらのマニ導師は相変わらず施術をしているのだから、手を止めているわけがない。
強い刺激を感じてついぞ洩らしてしまった。
「すみません、トイレに行きます」と言って起き出す自分はまた自分の中に入ってしまう。
そうして漸くこちらの世界に戻ってきた私はしでかした失敗に「間に合いませんでした」と言って慌てて床を確認しつも待ちわびたトイレに駆け込むという行動に出た。
トイレの中で反芻する。
現世の私は施術を受けて意識が飛び、とうめいな気体のような鏡から自分を見ていた。
見ていたら施術を受けている別世界の自分を投影し出し、そちらの世界の自分を見ていた。
そこからさらに別世界の私の記憶の中に入って行った。
その世界でのITMの状況を見せてもたった。(施術受けている別世界の私の過去の記憶を見るため、施術室を飛び出して自由に歩きまわる……というか、飛び回って空中の窓から3D映像そ見せられているように、首(意識)を向けた方向の映像がオンタイムで見ることができる立体映画のような感じ)時間と空間というものの制約がまるでなく、その世界の人々の日常をつぶさに見て回れる不思議さ。
例えば、研修に来ている若者の人生の一部まで見れてしまうため、研修を受けているところや、空いている時間にアルバイト行ってるところや、旅をしていてアパート宿舎に帰ってくるまでのスナップ動画みたいなものや、同室の者と語らう時間や、そのものの故郷まで伺い知るくらい、自由に時間と空間をその若者の人生を伴走して観ているような感覚。
こうなると、もう自分と他人との境界があいまいになり、自分の人生のようにすら思えてくる。
そこに登場したCASTは現世で見知った友人に姿形は酷似しているが別人で、その若者の背後に立って観ている時はまるで私の姿が目に入ってないようであり、それでいて、聴きたいことなどがあって会話に参加したい時は、一瞬その若者の中に入って質問をしたりして、答えをいただくと体から抜けてまた背後から会話している二人を見たりしているような、まるで境界を感じさせない、不思議な世界。
感覚を体験したければ、誰かの体に入ってその者の体を動かしたり、その者が動くことで感じる振動を味わったりして、納得したらまた抜けたりすることができる不思議な世界。
そちらの世界の誰でも入れるかと言えばそうでなく、映画で言うならセリフがあったり名のない役者のセリフない行動でも何らかの意味がある登場人物には入れるが、画面の隅に映っているエキストラのような風景の一部のような人たちには入れず、その世界で何らかの役割を持っている人の体にしか入れないし、背後から見ることもままならない。
全体的なものを空からみるのは意識をもっている自分だけであり、体験の時だけその世界で役割がある者の中に入れるという感覚。
その他大勢の風景の一部のような人々の人生や世界にフォーカスするには、その周波数帯から入らないとならないらしく、風景の一部の人たちのその先の人たちとは出会えない。
さながら、現世に置いても何億の人々と出会える同じ時間と空間にいるのに、出会う人とは何度でも出会い、出会わない人とは一生出会えないようなものだから、異世界の不思議な感覚であってもそのあたりの事情は一緒なのだから、異世界であっても「可能性の王国」であり、現世から容易に推移できる隣接した世界。
何人かがこの映像をシェアすることによって意見を交わしたり表現したりすることで、そのような世界へ傾き、やがて推移する。
ITMはそうした理念を感じてくれた人が多く集い、その世界観をシェアすることで、そちらの世界のように推移できる射程圏内にいるのだと思う。
2014年 7月 7日 催涙雨七夕夜
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※チネイザンのセッションによって起こる効果は様々で、その方の体調や過去の体験、また受けるタイミングによって異なります。
ご好評頂いたチネイザン・モニターセッション終了に伴い、2014年8月26日より、セッション料金を改定します。
◆セッション料金
(チネイザンは5回セッションが最も効果的です)
●チネイザン (120分) まに
・・・9,000円(1回) 36,000円(5回) 《1回あたり 7,200円》
チネイザン」(氣内臓 Chi-NeiTsang)は古代中国のタオイスト(道士)の秘伝として伝えられて来た瞑想とヒーリングのシステムを、タイ在住のタオイスト謝明徳(マン タク・チア)老師が、タイ伝統医学と現代医学を踏まえて体系化した内臓セラピーで、近年ではタイの高級リゾートやスパなどでも導入されています。
道士たちは人の生命の誕生がへその中心部で起こることを観察し、胎児は母体内でへその緒から成長し栄養を受け取ることから、人の生命の誕生は宇宙の誕生と相似であり等価であることを発見しました。
タオの修養は、人の内なる小宇宙と外なる大宇宙が、また肉体と心がへそでつながることを目的としています。
内臓は霊的なエッセンスが内在する場所であり、身心をひとつのものとして統合する力の源泉であり、そこでは食物だけでなく感情や思考の消化吸収も同時になされます。
おへそやその周辺部分に直接触れ、マッサージする事によりストレスや緊張、また未消化のまま蓄積された過去のトラウマや感情の記憶を解放する効果があり、デトックスとヒーリングを促します。
西洋医学では「第二の脳」とも呼ばれるこの部分を、タオイストは「丹田」と呼び、この部分の緊張によって身心のエネルギーがブロックされ、生命エネルギーが漏れ出し身心の生命活動が低下し様々な身心の不調が現れます。
お腹を寛がせ、内蔵から全身へとエネルギーを送ることで、むくみ・便秘などの消化器系の問題や冷えや免疫・代謝機能の低下を回復させ、内臓の毒素を排出 しリンパ・血流を促進し、肋間筋や腹部の深層筋にも働きかけることで腰痛や生理痛等の軽減や生殖機能の改善等の効果にもつながります。
●ITM長野・名古屋 チネイザン(気内臓)モニターセッション
http://www.itm-nagano.com/chi_neitsang.html
●チネイザン(気内臓)モニター様のコメント
http://www.itm-nagano.com/chi_neitsang_2.html
●セッションについて
タイマッサージとチネイザンのセッションです。
必要に応じて簡単な気功法やセルフチネイザンもお伝えしています。
カウンセリングとセッションを併せて1回につき120分ほどの時間がかかります。
毎回小腸と大腸のデトックスを行い、さらに以下のテーマからの施術を行います。
・小腸のスキンデトックス ・肝臓と胆嚢のデトックス ・胃、膵臓、脾臓のデトックス ・腎臓のデトックス ・心臓と肺のデトックス・横隔膜・腸腰筋をゆるめる ・座骨神経痛 ・膀胱、生殖器の問題(チネイザンでは生殖器エリアには直接触れません)
・5回のセッションが最も効果的と言われています。
※注意事項
・肋骨の下部、腹部への施術は直接皮膚に触れます。
・時に感情の放出や強いデトックスを伴う場合があります。
・妊娠中または腹部の手術後3ヶ月以内の方には施術出来ません。
※チネイザンとは、より多くの情報を得た上で、自分自身のケアを行うための教育的なプロセスです。身体、感情、メンタル及びスピリチュアル的に健康でいる のは自分自身の責任です。自身をより良く理解し、より完全に調和がとれた状態で存在するために、チネイザンのトレーニングを使います。病気、疾患、その他 の不具合の治療の意図はありません。
教室移転しました!
【ITM長野・名古屋/新住所】
〒 464-0035
愛知県名古屋市千種区橋本町3丁目26番地
グランドール本山 2B
電話:052-753-8855
(地下鉄東山線&名城線 本山駅徒歩3分
東山小学校向かい・東山保育園となり)
http://www.facebook.com/Itmnagano
http://www.facebook.com/shuichi.m.shimizu
●タイ政府認定資格タイ古式マッサージスクール
『ITM長野』名古屋校(愛知県名古屋市名東区上社)
http://www.itm-nagano.com/
●タイ古式マッサージ「お教室サロン」ITM名古屋
http://itm-nagoya.jimdo.com/
●「触れ合いによる癒しの知恵と技」をお伝えします
NPO法人タイ・ヒーリング ジャパン
http://www.thai-healing.jp/
http://www.facebook.com/thaihealingjapan
●タイマッサージスクール ITMチェンマイ本校
http://www.itmthaimassage.com/jp/index.php
ITM本校(ITM長野&ITM名古屋の紹介ページ)
http://www.itmthaimassage.com/jp/itmjapan.php
https://twitter.com/DhyanManiraj
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