頭蓋仙骨ブリッジとセン・イッタ&ピンカラ
今日はタイ政府公認コースのITMレベル3(セン・セラピー)の2回目。
セン・イッターとセン・ピンカラのクラス。
セン・イッターとセン・ピンカラはヨガで言うとイダ・ナディとピンガラー・ナディーのことで、おへそから太もも内側を下がり、膝でUターンして臀部から仙骨。そして背骨の左右の際を登って後頭部から頭頂、さらに額と左右の目の間を下がり左右の鼻腔につながるエナジー・ライン。
女性性(イダ)と男性性(ピンガラー)に深くかかわるラインでもある。
で、長いことタイマッサージを教えていて「あー、こんなこともわからなかったのかー?」ということがよくあって、多分これからもたくさんあるんだろうけれど、今日もそういうことがあった。
仰向けの姿勢で、お腹~胸~脇腹のあと、腰をリフトするんだけど、その技がヨガの頭蓋・仙骨ブリッジのアーサナになっているのに今まで気付いてなかった。
てっきり腰のストレッチだと思っていました。
もちろん、ディープなお腹への指圧のあとのケアでもあるんだけど。
そしてちょっと思い出して見ると、こないだまで3週間続けたアルーンOSHOヨガ「観照のためのフィットネス」で、肩逆立ちと鋤のポーズの間に入っていたアーサナじゃないか。
頭蓋・仙骨と言えば、その間を髄液が流れているわけだけど、それとは別に背骨の左右の際をセン・イッタとピンカラが通り、女性エナジーと男性エナジーのラインが高速道路のように流れている。
でも、エナジー・ラインを実感しないと、とてもこの腰のリフトがおへそと鼻腔をつないでいるラインの風の門を開く技だとは思わないよね。
“日本の橋アーサナ” は、“肩立ちアーサナ”と“鋤のアーサナ”の間にやるととてもよい“逆方向のポーズ”です。ハラ、骨盤、脚と膝の間を流れるエネルギーラインに素晴らしいタッチです。
また、“大腰筋”を感知し、健康的な張り具合を保つのにとてもいいです。
あなた自身のタイムリミットを尊重しながら、最終的には、40秒から1分、この“骨格の座”でいられるようにします。慣れてくると、これは腰の緊張を和らげるとてもいい内側のタッチになります。
写真右下の“頭蓋仙骨ブリッジアーサナ”も、首や胸のエネルギーラインにビューティフルに触れるので、“鋤のアーサナ”のすぐ前にやるととても良いです。
肺、心臓、横隔膜周辺にある内部の筋膜もストレッチされタッチされます。
後頭骨と仙骨で押した後は、数分間、頭のてっぺんから、尾骨まであなたの中心線を通るエネルギーの流れを感じる時間をとってください。 とてもヒーリングになり鎮静効果があります。
“鋤のアーサナ”(No.3)
は疑いなく健康促進にベストな “骨格の座”の一つです。
身体が十分に動くようになるには時間がかかるかもしれませんが、努力と根気が物を言います。
このアーサナは、身体のクラニオセィクラルシステム(頭蓋仙骨系)全体に全面的に触れ、オープンにするのを助けます。背骨の全ての関節や靭帯、神経に潤いを与えます。
身体(足先から後頭骨まで)の背面にある全ての筋肉が優雅に伸び、内臓、特に腎臓、肝臓や胃の機能が高まります。“鋤のアーサナ”を通して起こる気づきの集中と
柔軟性を考えると、このポーズの重要性は、強調してもしすぎることがないほどです。
(スワミ アヌブッダ)
●タイ政府認定タイマッサージスクール
『ITM長野』名古屋校
http://www.itm-nagano.com/
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