看護師さんの被災地レポです。


『被災地へ医療スタッフとして行ってきました。』
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing


そして他院のリーダーナースとして指揮をとる方からの挨拶。


『想像以上に現場は壮絶。甘い考えやボランティア精神の人はここでリタイアしてください。現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。
私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。あなたたちが泣きたい気持ちなんかより現地の方々はどんなに泣きたいか。こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だからね』


へたれな私はもうこの時点でドヨーンとした思いでした。

ばっちりメイクの先輩も名指しで呼ばれて

『化粧なんてして来ないように』



風が吹くとどこからかセピア色の写真や赤ちゃんの写真付きの年賀状が足元に飛ばされてくる。

そして一歩二歩歩くごとに赤い旗がヒラヒラ揺らいでいる。
しかも数えきれないおびただしい数の旗。


「この赤い旗は遺体が見つかった場所に立てられています」

正直つらかったです。




ある旗の前に佇んでいるお婆さん。
私のお婆さんと同じくらいの年だったかな?


「東京の看護婦さん、ここにおじいちゃんが戦後一生懸命働いて建てたおうちがあったんだよ、おじいちゃん病気ひとつしなかったのに死んじゃったよ」


人間の感情があるから泣くなと言われても無理でした。

リーダーナースが飛んで来て私の耳を引っ張って車の陰に連れて行かれてすっごくおこられました。怒られようがもう自分は素直な感情でここでやっていこうと思いました。




テレビで映されているのは報道規制のなかの範囲内でそれでもあの映像。

映されない、テレビで流せない現状をこの目で見てきましたがそれはもう地獄でした。


案内されている隣で自衛隊の方が瓦礫や木材をどかすと泥だらけになった遺体が必ず出てきて。

この光景は一生忘れないし忘れてはいけないと思う。


瓦礫や木材と言っても数日前は誰かの生活の一部だった家や道具や誰かの宝物です。

その下から続々見つかる遺体。

そのたびに手を合わせる自衛隊の方々。そして偶然居合わせてしまった私たちも合掌しました。



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