鮭児(ケイジ)物語
オヒョウに続いて、本日のオホーツク・ランチは鮭児(ケイジ)さん。
昔、秋鮭漁船に乗ってた時、時々あがる(1シーズンに数匹)小ぶりな鮭を船の幹部が嬉しそうに持って行くのが不思議だった。
だってただの鮭の子供じゃん!?
デカい方が脂がのってて高く売れるのに・・・
あ、そっかー、市場で売っても安いから、自宅に持って帰るのかー、、
その船では「ピンコ」って呼んでて「鮭児」っていう呼び方があるのを知るのはそれからしばらくしてのこと。
ある時、船頭から「これ捌いとけ」と渡された「ピンコ」。
まあ、オッサン達、毎日極上の魚を食ってるから、喰い飽きて、たまには脂ののってないアッサリな鮭も食いたいんだろーなー、、と思って捌きました。
で、一応味見(お仕事ですから)、、
なんじゃコリャア~!!
なんて旨いんだ~!! 子供のくせにぃ。
世の中にはとんでもないガキがいるもんだゼ。
ガキデカとはお前のことだ。ケイジだけに。
ググって見ると、鮭児は1万匹に1匹とか。
大間のホンマグロの2~3倍の値段で取引されてるとか。
でもね、それは漁師が持ち帰って自分で喰っちゃうか、知り合いの居酒屋とかに持ち込んでタダ酒(鮭だけに)に化けてるせいで市場には出回ってないせいだと思うよ。
まあ、今回はそれをいただいちゃったわけだけどね。
●鮭児(ケイジ)
http://
[鮭児]けいじと読む。訛ってけんちと呼ばれることもある。知床?網走付近で11月上旬、中旬に漁獲されるあぶらののった若いサケである。通常のサケと見分ける箇所は、腹を開けて胃袋の下側についている幽門垂の数を調べることで、その数が220個程度あれば「鮭児」である場合が多い。卵巣、精巣が未成熟である。漁獲量は普通のサケ1万匹に対して1 - 2匹程度しかなく、幻のサケといわれている。その身は大変に脂が乗っており(脂肪率が通常のサケの2 - 15%に対し、鮭児は20 - 30%である)、美味である。このため、高級食材として珍重されている。水産庁の外郭団体である独立行政法人水産総合研究センターさけますセンターの調査では、「鮭児」の遺伝子の解析結果より、日本の河川で生まれたものではなく、アムール川系のものであることが判明している。
●鮭児(けいじ)とはなんだ?
http://
鮭児とは?
鮭児は時鮭の児であるとされる。とろけるような脂身の旨みの中に、微かに爽やかな瓜のような、はたまた微妙に甲殻類的とも言える香りを内包している。本来はロシアのアムール川に回帰してゆく白鮭の児なのだが、ベーリング海を回遊し、日本へ回帰して行く日本の河川産まれの鮭の群れに紛れ込み、北海道の太平洋及びオホーツク海沿岸の沖合いの定置網で漁獲されたものである。
2歳から3歳の2キロから3キロほどの大きさで、まだ産卵経験はないのだが、微かな抱卵の兆しをたたえた身肉にはたっぷりと脂が乗っている。まだ回遊中の子供であるため、そのままロシアの川に回帰すると言うことは無く、抱卵しても海中で卵を振るい落としてしまうらしい。
1万尾に1尾の評判は、旨さと希少価値を兼ね備えたマスコミ受けの話題性も十分なものであった。少し前までは5,000尾に1尾と言われていたものが、あっという間に1万尾に1尾の世界へ、“幻の魚”として誇大宣伝されるようになったのだ。
何故、最高級魚の大間産ホンマグロよりも、さらなる高値を付けるようになったのか?
眼を皿のようにして、視聴率が稼げるものならなんでもOKのテレビと、売れ行きの落ちている雑誌類のマスコミが作り出した安易なグルメブームの中で、近年特に意図的に知床半島羅臼漁協産の鮭児の名前がしばしば興味本位に取り上げられるようになった。
鮭児独自の旨さと希少価値は、バブルによって発生した高所得者達の好奇心をくすぐり、異常な高値はその高値ゆえにさらに大きな話題と関心を呼んでいった。トップブランドとしての品質を厳密に保証する証明書付の羅臼漁協の鮭
児は、さらにさらに大間のホンマグロの高値さえも越えた破格の高級魚となっていった。
●タイ政府認定資格タイ古式マッサージスクール
『ITM長野』名古屋校(愛知県名古屋市名東区上社)
http://www.itm-nagano.com/
info@itm-nagano.com
●「触れ合いによる癒しの知恵と技」をお伝えします
NPO法人タイ・ヒーリング ジャパン
http://www.thai-healing.jp/
info@thai-healing.jp
●タイマッサージスクール『ITM』チェンマイ本校
http://www.itmthaimassage.com/jp/index.php
まに&せびた(ITMI長野/TM名古屋)の紹介ページ
http://www.itmthaimassage.com/jp/itmjapan.php
●ブログランキングに登録してみました。
気が向いたら下のアイコンをクリックしてみて下さい。
にほんブログ村
にほんブログ村
