長崎県対馬市訪問➀(令和6年7月5日から8日)
◎今回の目的は災害対策・対応、観光政策、まちづくりを学ぶ事
Ⅰ対馬市役所にて
◇総務部総務課地域安全防災室
●自主防災組織、7年おきの長崎県主催の防災訓練について。
●佐護川流域における、洪水浸水想定区域、土砂災害警区域等避難の方法(団塊的な避難!マイ・タイムライン)・災害時とるべき行動について。
◇観光交流商工部観光商工課
●韓国釜山から50km、船で1時間、平成30年以前は韓国からの旅行客が年間40万人。しかしコロナ禍で観光からの入船も一時ゼロになった。
〇教訓を踏まえ、海外と国内それぞれバランスよく観光客を誘致する観光政策に転換。
→対馬市の観光を支える事業者・対馬市民のサポート・選択と集中による重点的な支援➀観光コンテンツの造成支援②観光インフラの整備③観光プロモーションの展開④事業者の段階的な支援
→量から質・持続可能な観光への転換→➀観光消費額の増加②観光満足度の向上
◇長崎県対馬振興局 農林水産部森林土木課
➀大雨災害を防ぐ保安林→森林の土壌が水を大量に吸収し、「がけ崩れ」や「土石流」を防ぐ。
②治山とは、災害が発生する危険がある山に森林を造成し、施設整備する事。→土砂の流れを抑え、沢の周りが崩れるのを防ぐための「えん堤」を造る。→下流域の被害を防ぐ。
◇対馬博物館拝観
➀大陸や朝鮮半島に近い「対馬」は、日本の国防の最前線であり海上貿易・文化の中継地、
②宗儀真のまちづくりは、火災延焼の防止を考え家屋の密集を防ぎ、通路に幅員を広げる事に注視し、ていて、これは現在の木造密集地域の火災延焼を防ぐ「防災まちづくり」の基本である。
③対馬では「朝鮮半島」「琉球列島」「日本列島」それぞれのルーツを持つ昆虫が生息