その街へはじめて行って
駅前の汚いホテルに泊まった。
汚い部屋は嫌だから
部屋選ばしてくれ。
とフロントに言って
フロントの女に案内されて
部屋を見せてもらって自分で選んだ。
そのホテルしかその街に無い。
街散策で夜にひとりで
近所を歩いた。
ごちゃごちゃした感じの
飲食店が沢山あって
どこも入りたい店じゃなくて
ハンバーガー店で
ハンバーガーを食べた。
それからまた歩いていると
ライブハウスみたいなのがあって
そこで1970年に活躍した有名な
歌手のライブをやっていた。
でももう終わりの時間。
あと10分後ぐらいには終わる。
だから入らなかったんだけど
ホテルに戻って
その人の曲を
YouTubeで聴いたら
残り10分でも行けばよかったと後悔した。
今でも後悔している。
その曲がその街に行った
思い出になって
今もその曲を聴いたら
その時の雰囲気とか
ホテルの感じ
街の感じ
2月の真冬だったんだけど
凄く思い出した。
そこでこんなホテル嫌だと言いながら
確か3泊したような気がする。
2泊だったかな。
夜中に具合が悪くなって
救急車呼ぼうかと思って
その行こうとした近くの病院が
もの凄く有名な作家の人が亡くなった病院で
そのライブハウスで歌っていた人を
見出した人みたいで
それを知って
ああ、それでそこでライブしてたのか。
と思った。
そんな前でもないんだけど
もう何年も経って
なんかそういうのを考えたら
さみしいなーと思う
その時はその時で
気持ちも辛かったんだけど
今より考えたら開放された気持ち
だったんだろうなと思う。
それで記憶は順番がごちゃごちゃに
なったりして
あの人よりあの人の方が
出会ったのが先か
あそこに行った事あるけど
でもその前にあそこに行ってたんだな
と思ったり。
順番がごちゃごちゃになるね
