悟り経験をしてから神意識が消えるまでの期間は数ヶ月だったと思います。
その数ヶ月の間に色んなエピソードがありました。
エピソードを紹介する前に、その頃の自分の置かれていた環境について書きます。
私は、いわゆるアダルトチルドレンとして育ち、自尊心を育むことが出来ず、精神的に不安定な日々を送っていました。
自分の家が普通ではないと小さい頃から感じていました。
そして、社会に対応出来ない自分は人間のクズだと思っていました。
普通でない自分を治すため、精神科の勉強をするべく医学部に進学しました。
医学部では卒業前に病院実習があります。
内科や外科や全ての科をまわります。
精神科の病院実習で見たのは、何重もの扉で仕切られた病棟の、薬漬けで廃人と化した患者さん達でした。
精神科の外来では症状の軽い患者さん達もいて、カウンセリングが行われていました。
しかし、必要のない投薬をされていたケースもあったかも知れません。
自分の想像してた精神科とは違いました。
精神科でお世話になったら普通でない自分が余計に狂ってしまうと感じました。
自分の求めていた物は精神科にはありませんでした。
大学6年の時、勉強に身が入らず留年しました。
先に医者になって働いている元同級生達が輝いて見えました。
その当時、自分の通っていた医学部は半年毎に卒業できる制度があったので、数ヶ月しっかり勉強して半年遅れの9月に卒業しました。
医師国家試験は3月にあるので、試験までの半年間、何の肩書きもないフリーな立場でした。
医師国家試験の勉強は直前3ヶ月あれば大丈夫なので、10月から12月までのんびり過ごす考えでした。
のんびりしていた11月に悟り経験をしたのです。
1995年11月に衝撃的な経験をしてから数ヶ月は、自分自身が全くの別人格になっていました。
《続く》