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期待と不安がありながら、勤務が始まった二か所目の歯科医院。
最初は覚えることばかりで慌ただしく毎日が過ぎていきます。
ただ、ここで最初に壁にぶち当たります。
ここは教育に力を入れていて、院長と交換日記というものを行っていました。
いわゆる日誌です。
最初は学ぶことが多いので、記入することが多いです。
質問もたくさんあります。
真面目な私は一生懸命言われたことをこなします。
そして、少し経つと、また新しい歯科衛生士さんが入ってきて、
朝のMTGという名院長との勉強会も始まりました。
コンサル会社も取り入れて、教育に力をいれていた歯科医院。
その時、先輩衛生士が退職することが決まっていたため、
残る歯科衛生士に期待がかかっていることは、当時の私もなんとなくわかりました。
勤務が始まって半年ほど経った頃でしょうか。
日誌や勉強会がしんどくなってきました。
仕事にも少しずつ慣れてきて、書くこともなくなってくる
そして、日誌を書くのも雑になってきます。
そのころから、院長から私に対するあたりがきつくなってきたように感じました。
そんな時に院長から言われたのは
「お前は字が汚い、日誌を書くのが雑」
私は「え、、、?」
自分が全否定されたように感じました。
ここへ来て字のことを注意されるなんて夢にも思いませんでした。
書くことがないながら、日誌を書くことは1日も欠かしませんでした。
決められた日にはMTGにも出ていました。
そんな時に言われた「字が汚い」
そんなこと言わなくてもいいじゃん。
私はそう思いました。
頑張ってきたことも全て、自分が否定されたように感じて。
私は人生で初めて「明日が来なければいいのに」
そう思いました。
心の色は真っ黒で絶望して誰に相談すればいいかもわからなくて
泣きながら
専門学校時代の先生に電話してことを覚えています。
そして、こんなことが頭をよぎりました。
私は「歯科衛生性は向いていない、辞めたい、別な仕事をしたい」
まだ、24とかそのくらいでしたから
歯科衛生士を辞めて
他の仕事を始めても遅くはありませんでした。
でも、職場の先輩にも相談し「甘いことを言っているんじゃない」
そう言われたのを覚えています。
その時の私は、「ああ、そんな簡単に辞めてはいけないんだ」
そう思いました。
