福島県と環境省は5日、東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒
区域に取り残されたペットの救出を目的に、保護活動を行う民間団体の区
域内への立ち入りを初めて許可すると発表した。ペットを残してきた避難
住民や動物保護団体は、厳冬期を前に一刻も早いペットの救出を願って
いる。
6日から申請を受け付け、27日まで立ち入りが可能。ガイドラインでは、
保護は原則、飼い主から保護依頼があった犬、猫などの家庭動物を対象
とした。団体は法人格を有し、保護施設を確保することなどが要件となる。
申請時には、飼い主からの委任状や計画書などを提出する。立ち入り期
間は1週間以内を限度とし、それ以上の期間で活動を希望する場合、あら
ためて許可申請が必要。県によると、これまでに原発事故の避難指示区
域などから県が保護したペットのうち、同区域内から保護したのは、犬38
3匹、猫228匹。厳冬期を控え、餌不足や凍死などが懸念されることや動
物保護団体などからの要望を受け、初めて期間限定で民間団体による保
護活動を実施することとした。
(今日の福島民友より)