福島の原乳、酪農家いない16市町村の出荷停止解除
政府は7日、原子力災害対策特別措置法に基づき出荷停止を指示して
いた福島県の会津若松市など16市町村の原乳について、同日付で出荷
停止を解除したと発表した。今回、解除の対象になった自治体には原乳を
出荷する酪農家がいないにもかかわらず、出荷停止が解除されていなか
った。
国は東京電力福島第1原発事故の発生後、放射性物質を含んだ食品の
規制を実施し、3月21日には福島県全域に原乳の出荷停止を指示。その
後、出荷停止の解除は、市町村単位で行えるようにした。
原乳は、3週連続で国の暫定基準値を下回れば解除できるルールが適
用され、警戒区域と計画的避難区域以外の酪農家がいる市町村では6月
8日までにすべて出荷停止が解除された。
しかし、酪農家がいない16市町村は、検査品がないため停止が解除さ
れない矛盾が起きていた。厚生労働省によると、酪農家がいない会津坂
下町には乳業工場があるが、商品に町名が表示されていたため、自治体
などが風評被害を懸念していた。
厚労省は「解除の申請は県の判断。厚労省は速やかに対応した」と話し
ている。
きつい状況には変わりない(>_<)