今年、観た中で.. No.1
★ ☜
ただ、
惜しむらくは.. 邦題(名付けの.. )センスの無さよ...
こんなに素晴らしい作品なのに.. 。
特に
陰影の効いた 「絵」 の作り込みと、構図の素晴らしさには
久しぶりに鳥肌が立ちました。
途中から 「 第三の男 」 を観ているときの感覚と
ダブってさえきました。
脚本..
よくもまあ.. こんなにコンパクト(98分)に纏めたなぁ と
感嘆するテンポの良さ。
複雑な設定なのに...
その意味では、 「 裏切りのサーカス 」 並みの編集の見事さ...
ザ・職人芸。
前作 が素晴らしかったので..
あの、、クオリティー越えは無いだろうと.. 勝手に類推して
敢えて避けていたのですが、然にあらず。
鑑賞したのは(じつは)先週なんですが、
ラストのカタルシスの鮮やかさは、
いまだ醒めず。
あの 「 善き人のソナタ 」 に.. 勝るとも劣らない
最後まで言い切らずに
観る側に(結論を)委ねる... 「 間 」 のある オチ の付け方は、
超ツボ。
あぁ いい映画を観たなぁ と.. 感動がじわじわ来ます。
クリスティアン・ペツォールト は
問答無用で観るべき 「 監督 」 であると、、
強く印象付けられました。
![]()



