すでに(気持ちが萎えるほど)山の様な数のレヴューがありますから、控えます。
それにしても
(例えば・・ダニエル・デイ=ルイスに代表される様な)
(特に英国系舞台出身)俳優の、一見オーバーアクトに見えかなねないが、しかし、、
徹頭徹尾、基礎に裏打ちされた実力からくる、抑制するほどかえって滲み出る(ある種)狂気をはらんだ
まるで(画面から、青い炎火が立ち上っているかの様な)存在感って・・
ゾクゾクさせられますよね。
最近だと、マイケル・ファスベンダー(SHAME)なんかもそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=5l8b0QFpodE
そういう泥臭い演技メソッド
ここ数年の傾向として、なんか
(濃い味)見直されてる気がするんですよね。
コレって
(映画の題材としても)
反グローバル化・・への希求の表れなんですかね・・。
(今年観たなかで No.1)
それにしても
期待していたより
はるかに面白かった・・。
(これだけのメンツと・・、原作、脚本、監督の組み合わせで、面白くない訳がないですよね)

もう、(出だしから)ずーっと ニタニタ観てました^^
一瞬で気持ちを鷲づかみしてしまう(いかにもフォトジェニックな)
ハッとさせられる構図や鈍色のトーン・・
やはりCM出身(キャメラ)の撮る絵というものは
惚れ惚れする様な職人気質というか
「掴む力」
・・説得力がありますね。
それと
北欧系の監督、撮影監督の台頭も目立ちますよね・・そういえば、「Drive」もなんかもそうでしたし。

http://noraneko22.blog29.fc2.com/blog-entry-543.html
(この方の映画レヴュー・・もの凄い観察眼の持ち主ですね)
特に 「彼の周囲を、
・・クセのある名優たちが固め、眉間に苦悩の皺を寄せながら、燻し銀の演技合戦を繰り広げる。」
~
「情報量を考えれば信じられない位にコンパクトに纏められた、充実の127分を・・云々」
のくだりには
(あまりに同感だったので)
思わず
コーヒーを噴き出してしまいそうでした。。

これはオススメですね^^

Deer Hunter Web Shop ヽ(;´ω`)ノ


