きのうの稀に見る大雪吹雪のなか・・


 山形市街に行ってきました。



DEER HUNTER

 毎年、領収書整理を始めるこの時期特有の逃避心理ですね



 最初は仙山線で(駅弁と缶ビールで)雪景色を眺めながら、山形駅で濃い目の立ち食いでも食べて(あわよくば温泉にも浸かって)帰ってくるぐらいの意気込みでした。


(大雪のときの仙山線沿いの面白山や山寺あたりの、水墨画のような景色は絶景なんです)



 吹雪の影響で、乗り込んでいた列車が愛子駅から全く動かなくなり、


 車掌のアナウンスで仙台駅行きの折り返し列車に慌てて飛び乗り、(しかも網棚に準備していた弁当一式を忘れ)止めりゃいいのに・・今度は山形駅行きの高速バス900円に乗り換え、行く先々で通行止めされる高速インター入り口を横目に、予定より2時間遅れて昼過ぎにようやく到着。


 その間、高速道路の高みから眺める県境の山並みの雪景色といったら・・


 正に息を呑む素晴らしさで、写真を撮ることさえ忘れていました。。



 日が傾く頃には、午前中の吹雪がウソのように止み


 方々(ほうぼう)の路沿いには、雪かきで大人の背丈ほどにこんもりと積まれた雪の山が作られ、


 それが街全体を・・真っ白く丸い曲線で優しげに包み込んでいて、


 その雪の山と山のあいだから籠もれでる商店の灯りは、澄み切ってカミソリのように鋭くなった外気の寒さを・・一瞬忘れさせる暖かさがありました。


 それはそれはとても幻想的な夜景で、実はこれが見たかったんですね。


 勝手知ったる街並みでさえ一変してしまう雪景色ですから、知らない街でのその趣深く幽趣な景色といったら・・何おかいわんやです。


(雪国にお住まいの方のご苦労や大変さは想像できますし、申し訳ない気持ちもあるんですが・・子どもの頃から、雪が積もるとワクワクしてしまうんです)



 そして、帰りのバスに乗るために向かう道すがら、夜の闇に包まれた山形駅周辺の街並みに・・もの凄い懐かしさを憶えました。


 いまと比べて・・東京や外国の資本が殆んど入っておらず、まだ地元資本のデパートや昔ながらの商店街が息づいていた90年代の仙台の街並みとダブって見えたんです。(親しみを込めて言っているのであって、ディスるような意図は微塵もありませんので、念のため)


 七日町にある蔵王会館という、パチンコ屋さんのビル?の地下に、むかし確か・・Slowという名の大きな古着屋さんがあって・・たまーにクルマで行ってたこともありました。


 そこが閉店して以来、すっかり足が遠のいていましたが、


 冬の山形いいです。


 美味しい物もたくさんあるし^^



 フォーラス前からのプチ・バス山形の旅いいです。


 近場ですけど


 トリップできます^^


 










 肝心な雪景色を撮り忘れたので


DEER HUNTER
 ひとの食事を羨目しげに見つめる、ウチのいやしいクソタレでも



DEER HUNTER
 ちゃんと仕事しろよ。