午後、通電してネットにも繋がりました。
かろうじて水はちょろちょろ出ていたので、まだよかったほうですが、そうでない方々は公園の蛇口にポリタンクで数百メートルの列。
余震がときどきあります。
たまたま先々週、電車で気仙沼まで行ってました。まだ、港周辺の記憶が新しいので、さっきTVで見た光景はにわかには信じがたい・・
甚大な被害の若林区とか荒浜、名取、岩沼なんてすぐ近所です。
松島や野蒜もエライことになってるし・・
子どもの頃に宮城県沖地震も体験していますが、今回は桁違いというか・・グラグラに湯立った鍋の上に立っているような感じで、揺れてる数分間は完全に「死」とか「破滅」を意識してて、もしかして・・コレってこの世の終わり?と思ってました。
と同時に、揺れてるあいだ目の前の光景は空間が歪んでいて、いまにも大きく地面が裂けてマグマが噴出しそうな雰囲気で、もう何が始まってもおかしくないという感じでした。
夜になり、街灯ひとつない星の光だけが際だってハッキリ見える、真っ暗闇の街は現実感が乏しく、不思議な光景でした。戦争中はきっとこんな感じなんだろうなと思いました。
ただ新聞だけは届いていて、各国から支援の申し入れがあるという今朝の記事には不幸中の幸いというのか、何と表現したらいいのか分かりませんけど、感動しました。