今日の朝刊で、東京モーターショーの記事(写真)を見てハッキリ確信しました。
いや・・実はもう何年も前からずーっと思っていましたが、世界一の販売台数を誇るメーカーのハイブリットカー(中型セダン)のデザインの劣悪さ・・ぶっちゃけ酷過ぎる。
いったいぜんたいどこをどうデザインすれば、あれだけ無個性で凡庸なカタチにできるのか・・
ハッキリ言って、デザインに哲学がまるで無い。
フロントフェンダーからキャビンそしてリアフェンダー至るまで、真横から見ても真上から見ても、斜めから眺めても(全くメリハリの無い)寸胴なシェイプ・・
どんなに燃費が向上しようとも、少なくとも私には魅力ゼロです。
若者のクルマ離れが言われて久しいですが、あれだけ魅力(夢と言い換えてもいい・・)の無いデザインのクルマしか提案できないのなら、彼らがクルマに興味を示さないのは(経済的な理由だけでなく)至極当然だと思いますね。
国産で殆ど唯一オリジナリティーを感じ取れると思っていたレガシィも、例の大手メーカーの傘下になって一気に没個性なデザインになってしまってガッカリしました。
ジウ・ジアーロにデザインを依頼していた1980~90年代前半までの国産車の方が、今のクルマよりずっと魅力的だったと思いますね。