ブログは、いつも寝る前に書くのですが、スイマセン、この頃色々と忙しくてPCの置いてあるリビングで、さあ今晩は書くぞ!と思いながらも、疲労困憊で寝てしまっていて、ふと目が覚めて気付くと、もうとっくに日付が変わってしまってて・・という状態が続いていました。
気持ち的には、毎日更新するつもりなのですが、引越しが終わって落ち着くまでは、多分不定期の更新になる予感がします・・。
え~と、この仕事を始めて最初の頃は、古着ブームの真っ只中。まだ知識欲も旺盛だったこともあって、貪るようにその手の雑誌を買いまくって読んでいましたが、ここ数年は、余程感性に引っ掛かってこない限り、まずその手の雑誌を買うことはなくなりました。
でも、買う本の数自体は減るどころか、増える一方で、常に2~3冊を同時に読んでいないと落ち着かない・・気付けば、いわゆる活字中毒の状態になっていました。ここ数年のジャンルとしてはマクロ経済ものが9割、セールスに関するものが一割って感じです。
最近読んだもので面白かったのは「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」ヴィクター ソーン著、上・下巻。特に下巻のFRB(アメリカ連邦制度準備制度理事会)が、実は私有銀行である云々の記述が興味深くて、睡眠時間を削ってほとんど一気読みでした。
振り返ってみると、1800年代後半から1900年代初めにかけての「まだ混沌としていた頃のアメリカ史」に興味を持つようになったキッカケは、映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」でした。何といっても、マーティン・スコセッシの作品なので、もうそれだけでハズレということはあり得ないし、俳優業を引退していたダニエル・デイ・ルイスを、この作品の為に口説いて出演させたこともあって、公開当時とても興味がありました。正直それまでは、1940~60年代のファッションに関するもの以外でアメリカの歴史には全くと言い切っていいほど興味ありませんでしたけど・・。
アメリカ史に興味のない方でも、当時のニューヨークの風景や建物、ファッションを堪能できるだけでも十分、楽しめるかな・・と思います。何といっても、監督がスコセッシですから(しつこいですね・・)、その描写のリアルさも半端ではありません。
まだご覧になっていない方は、こちらの解説を一読されてから、いやDVDをご覧になってから解説を読んだほうが、より一層楽しめると思います。http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/2002/gony/gony.htm