やっと読み終わりました、大江健三郎。

「懐かしい年への手紙」講談社文芸文庫、です。ページ数は小説の部分だけでも589。ボリュームありました。読み始めたのはいつだったっけ、と思って画面をスクロールして確認したところ、4月6日に取りかかってましたわ。読み終えるまで、10日以上かかったわけです。ううむ。遅い(笑)。


ドクターには普通の生活に戻るべしといわれているんですが、退院以来「こんなに休める機会はめったにないよん」という怠け心にうながされるまま、レギュラーの仕事を休み、単発の仕事も断り続けております。前のペースに素直に戻っちゃうと、ゆっくりものを考える暇もなくなるしな~なんてぼんやり考えながら、「どうしたらいいべ~」と妄想にふけっていられるのも、お休みならではでありましょう(~_~;)


にもかかわらず、先週はシゴトの打ち合わせ4本をこなし、さらにプレス向けの内覧会にも出かけました。がんばったです。普通に働いている人から見れば「どこががんばったの?」というレベルなんですが、なにぶん超がつくほどのナマケモノなもんで~。


「懐かしい年への手紙」は、最初に読んだ時もエンディングが美しいな~と思ったんですが、今回は季節が重なっていることもあって、一段とその思いを強くしましたで☆


 ――大雨の晴れわたった青空のもと、対岸の斜面にはあなたの植えた山桜が ― まだ咲ききっていなかっただけ、大雨と風の影響も受けず ― いまは満開で陽に輝いている。僕はそのような風景のなかの、女たちの穏やかな草採みへの思いに魅きつけられる。p587