新年、あけましておめでとうございます☆
ブログに書くつもりで寄せておいた本の山がちっとも崩れないまま、年が変わっちゃいました。なんてこったい(~_~;)
読むスピードと書くスピードがアンバランスなんでしょうねぇ。本が読めないほど忙しいのは許せないというか(笑)、けっこう忙しくても本は読んでいるんですが、書くとなると頭の別の部分を動かさなきゃいけないらしく、書いてないネタがたまる一方だす。
ぶつぶついってもしょうがないので、まんず今年の1冊目を。山田勝「ブランメル閣下の華麗なダンディ術」展望社、読了。嶽本野ばらのエッセイに「ボー・ブランメル」なるダンディズムの創始者(?)であるイギリス人の名前が出てきて、全く知らなかったのでアマゾンで探してみました。
著者は神戸市外国語大学の教授で、ボー・ブランメルことジョージ・ブランメルが生きた18世紀末から19世紀の社会の変動(隣国フランスでは革命があった)を押さえたうえで、「衰退する貴族階級の最後の輝き」としてダンディを捉えています。
ダンディのお洒落は芸術なのだ。自分の肉体をキャンパスにして見事な絵を描いているのである。十九世紀末のダンディであり作家でもあったオスカー・ワイルド(一八五四―一九〇〇)は、「ダンディは一流の芸術家である必要はない。なぜなら、ダンディそのものが一流の芸術作品だからだ。……人生において最も大事なことは人生を芸術化することだ。それ以外の作品は付随的なものにすぎない」といっているのが、まさにダンディの弁である。p11
ボー・ブランメル氏は社交界で最高レベルの人気を誇っていたらしく、全盛期にはどんなに皮肉なコメントをしても周囲の人間は「おお~っ」と感激したりしたらしい。収入以上のおカネをお洒落につぎ込み、毎日3時間以上を身支度に費やしていたとか、なんとか。当時の大スターだったのかな、と思いました。
*芋蔓本*
川崎寿彦「庭のイングランド」名古屋大学出版局
エドガール・モラン「スター」法政大学出版局