差別やいじめ、暴力や犯罪など、そこまで行かなくても
「日常的なハラスメント」を受けやすいデータの
起源を辿っていくと、
穢多・非人と農民データがよく出てきます。
ウィキペディア(Wikipedia)より
穢多・非人とは、身分制度の身分のひとつで、
日本仏教、神道における「穢れ」観念からきた
「穢れが多い仕事」や「穢れ多い者(罪人)が行なう」
生業の身分の呼称で
明治時代に解放令が下って身分は解放されたものの、
当時の庶民からの強い反発もあり、
部落差別の起源となっているデータでもあります。
で、意外とこの「穢多・非人」データというのが、
今の日本でも数多く残っているのです。
それはSNSやインターネットやメディアを通し
まことしやかに囁かれる誹謗中傷であったり
罪を犯したものが社会復帰しにくい世の中であったり、
それを叩き続ける風潮であったり、
いじめや差別、自殺、パワハラ、モラハラなどの
日常的なハラスメントは、日本国民が抱えてきた、
昔から根付いている村社会データが未だに
わたしたちの中に残っているからです。
武士や公家のデータを持っている政治家や権力に近い
仕事に就いている人たちは、この「穢多・非人データ」からくる
問題に疎く、改善させる力は実質的にはないので、
一番この問題に近い「農民データ」を持っている人たちが
「穢多・非人」の差別データで他人を攻撃することで
自分のフラストレーションを一時的に解放させる
風潮をなくすことが出来ます。
実は、穢多・非人を攻撃していたり、
誹謗中傷していたのは、多くの「農民」たちなのです。
農民は武士の下に身分がありながら、町人たちのように
自由がなく、過重労働させられていたので
鬱憤や不満も溜まりやすく、
それを吐き出させる格好の対象として、自分より身分の低い
穢多・非人たちに攻撃のエネルギーの矛先が
向かっていたといわれています。
明治時代の身分の解放令に反抗したのも、
多くの農民データを持っていた庶民たちでした。
なので「農民データ」の中にも、差別やいじめ、
ハラスメント的な要素はたくさんあり
「自分より低い価値を作ることで
自分の正当性を保つ」
という風潮は、今でも実質的に残っています。
このような、とても古い根源的な差別意識
「自分の価値を保つために
相手や周りと比べ発散する」
というデータは、今の世の中で自分にも周りにも
社会にも、いい作用はもたらしません。
自分の中にある古いデータに同化して、
解放させさられないがゆえの、
一時しのぎの攻撃で
発散している
だけだったりするのです。
わたしたちの中にデータはありますが、
元々身分で区切れるような境界線はなく、
それらを超越したものであることに、
気づいていく意識が高まりつつあります。
もし自分の身の回りで、そういう誹謗中傷や
ハラスメント的なことを見聞きしたり、
反応している何かを見つけたら、
「攻撃しなくても、
誰もあなたの存在を
奪わないよ」
と、愛からの眼差し向けてあげてください。
いじめや差別、自殺、犯罪、ハラスメント問題の起因は
「愛を忘れた旧データの暴走」であり、
わたしたちは、古いデータを衝動で
終わらせようとするのではなく、
寄り添い包み込んでいる愛だということに気づけば、
世の中で起きている事件や日常的なハラスメントや暴力に、
怯える反応や、知らぬが仏の無関心で済ませる風潮から、
一人ずつ抜け出していくことが出来ます。
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