去年の暮れまでは
『自分とは何か?』
『自分が出来ること、
好きなこと、
得意なことは何か?』
という〝自分ブーム〟だった。
でも、その『自分自分ブーム』が既に過ぎ去ってしまって、
今さら『自分とは?』を延々とやってると、もはや
周囲との温度差は更に激しく、自分ワールドに取り残されていく。
だって、その〝自分〟すら、
本当はいないのだから。
今までの経験、感じたこと、肉体を自分だと思ってると、
いつまでたっても〝自分ループ〟から抜け出せない。
自分なんてものは、
最初からなかった。
ただ、ここに
〝すべて〟という
私があった。
そこに気づいてしまえば、過去の自分やイメージにとらわれたり、
自分や周囲を決めつけて悶絶することから、徐々に抜けて行く。
自分なんてものは、最初からなかった。
ただ、ただ、ここに、愛という、全体しかなかった。
それが、自分、そのものだった。