昔、雲黒斎さんが
「僕らって本当は皆、
イタコ状態なんですよ」
と仰っていたけど、たしかにそうだなぁと思うのは、
自分の書いた記事を後で読み返すと
「え?誰がこんなの書いたの??」
(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)
ってポカーンなるくらい、自分が書いたとは
思えないことを書いてたりする。
普段の思考回路ではない何かがバーーッと降りてきて、
自動書記のように書き写していたり、
思考が挟まる隙間がないくらい、一気にホースから水が
ビュシャーーッて流れるように、言葉が出ていたりする。
普段の思考回路が挟まなければ、そーゆーことが、
実はフツーにあるのが、私たち人間ではないかと思う。
普段の私ではなく、もうひとつの何かが、受け取って出してること。
それを汲み取って出すと、キツネに抓まれたような感覚になる。
自分から出た言葉であって、自分ではない。
自分を通して出た表現であって、自分ではない。
いつも、ここから、表出しようとしてくる、何か。
そこに私たちは、突き動かされているのではないか、と思う。