もし、あなたが、目の前の世界を何とかしたい、
変えたいと思っていたら、
あなたの目の前の世界を変えるより、
あなたの内側にある世界を、覗いてみてください。
もし、目の前に許しがたい光景が拡がっているのなら、
あなたの中にある「罪悪感」を許してください。
もし、目の前に痛々しい努力を続けている人がいるのなら、
あなたの中にある「無力感」を許してください。
もし、目の前に問題だらけの人が現われるのなら、
あなたの中にある「使命感」を許してください。
もし、目の前に批判したくなるような人が現われたのなら、
あなたの中にある「愛されていない自分」
を見つけてください。
目の前の世界は、すべて、完璧に、
あなたにあるものを、みせてくれる、お知らせ係。
もちろん、そこに問題はなく、世界はいつでも完璧で、
あなたが気づかないところまで、１ミリの狂いもなく、
映し出してくれるプロジェクション。
そこに不満を感じるのなら、見えている世界の方ではなく、
見えていない世界のほう、あなたの内側にあるほう、
閉じ込めたまま、封じ込めている何かを、
取り出してみてください。
気づかないまま、置き去りにされていた何かを
見つけたとき、それが陽の目を浴びたとき、
世界はいつでも、完璧に、あからさまに、
ずっと後ろで控えていた愛に、
気づかせてくれるのかもしれません。
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自分の中にあるプロジェクションに気づき
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