目の前で起きること
つらいこと イヤなこと
哀しいこと 腹ただしいこと
どこまでも どこまでも
ここのキャラクターの私ではなく
そこも含めて ぜんぶがぜんぶ
裏に隠された 感情 思いまで
ぜんぶ含めて みてる
どこまでも ずっと
繊細なバイブレーションまで 見逃さず
しぃーーーんとしたところから
ただ ひたすら じっと見ている
その〝何か〟に 気づいたとき
私たちは 泣いてしまう
〝何か〟に 見つめられて
ひとり偏るしかなかった私に
寄っていたエネルギーが
ふわっとほどけて いられなくなる
偏った〝私〟で防衛できなくなる
もう 最初から 見られていたと
愛されて ゆるされていたと
現象で固めたイメージたちが
崩れて 崩されていく
その〝何か〟に 気づくまで
現象の目でとらえた世界に
必死で しがみついていても
本当は現象なんて何も関係なかったと
気づくまで 気づかされるまで
ただ ひたすら
そっちにいなかったと気づくまで
寄り添う〝何か〟に
見透かされていたと
その〝何か〟に
身も ココロも あずけられるまで
ただ ひたすら
そこにいる〝何か〟が
本当の私だったと 気づくまで