「なぁ神さま、なんで俺らって、

いつも人間にくっついて、

 

いつもアレコレいってんの?」
 
 

エゴが、神さまに言った。
 
 

〝人間が引っ込めたものを

表に出そうとするのが

 

  エゴの働きなんだよ〟
 
 

「引っ込めたもの?」
 
 

 

〝人間がこうしちゃいけない

ああしちゃいけない

って自分に制限をしてるものを

 

 

あるじゃん!出しちゃえよ!

(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)

 

 

っていうのがエゴなんだよ〟

 

 

 

「そっか、なら俺ら、

めっちゃいいヤツじゃね?

v( ̄∀ ̄)v

 

 

もっと感謝してもらってもよくね??」
 
 

 

〝エゴは、もっと見てくれ!

(y ゚Д゚)y(y ゚Д゚)y(y ゚Д゚)y

 

 

っていうお知らせ機能だけど

 

人間にくっついてると

 

 

どうも素直になれないんだ〟
 


 

「ん?どゆこと??(´・ω・)?」
 
 

 

〝エゴは外側に対して

アピールする機能だけど

 

本当にアピールしたいのは

 

 

そこじゃないからね~〟
 


 

「外側にアピールしたいわけじゃないってこと??(・・?」
 
 

 

『そうだよ、エゴの最終目的は、

 

 

見つけて受け入れてもらうこと

 

 

それは決して外側に見える

現象じゃできないんだ』
 
 

 

「誰ならできるんだよ?(`Д´≡`Д´)??

 

 

エゴのアピールを受け入れることが

出来るヤツってのは?(# ゚Д゚)」
 
 

 

〝エゴが生まれる前から知っている

 

  ずっと見てる存在だよ〟
 
 

 

「・・・え?( ゚д゚)それダレ??」
 
 

 

『いるよ、ほら、今も後ろで微笑んでる』
 


 

「え?どこどこ?(゚Д゚;≡;゚Д゚) 

どこにいんの?」
 


 

『 いつもキミらの行動の

一部始終を見て、

 

 

ずっと知っている存在が、

 

 

 

今も何も言わず

後ろで笑っているよ 』
 
 

 

そこで、エゴは気づいてしまった。
 


 

すべてが見られていたことに。
 
 

 

愛のおかーさんに、すべて見られていたことに。
 
 

 

その瞬間、強がってた一人ぼっちのエゴは、

 

 

 

最初から受け入れられていたことに気づき、

 

 

 

愛に溶けて、愛とひとつになった。