昭和の高度成長期を生き抜いてきた昭和生まれは、
〝ハングリー精神旺盛〟
〝人生やるかやらないか〟
〝成功できないのは努力が足りないから〟
〝やればできる〟
という自らお尻に火をつけろ系セオリーだった。
でも平成生まれのいわゆる〝悟り世代〟は、
お尻に火をつけるとブスブスと燃え尽きてしまう。
ますますヤル気がなくなるか、周りに合わせて
疲弊する前に、ふらっと何処かにいなくなる。
★成功することより
自分が無理しない生き方
★今までの実践的やり方よりも、
今ここの感覚重視
★自分を変えるよりも、自分に還りたい
いわゆる〝悟り時代〟と呼ばれるのも、
今までのやり方ではあまり幸せになれないことに
気づいた新しい世代が、私たちに本質的な
平和や幸せを教えてくれてるのかもしれない。
夢が叶ったり目標が叶ったら幸せ?
人気者になったり成功したら幸せ?
それは一時的なものでしかない、
とどこかで見抜いているのかもしれない。
変わらない幸せってどこにある?
成功した誰かが推し進めてきた成功哲学や、
今まで誰かが実践してきたセオリーでは弾き出せない、
今ここにいる自分が感じるすべてから、
つながっていく原点回帰。
激動の昭和の時代を終えて私たちは、
揺るがない自身の境地に
辿りつこうとしてるのかもしれない。