今日は読んでいる本の気になる所をPickupします。

『からだの見方』
養老孟司
ちくま文庫
2004年発行

◎耳はいかにして耳となったか

耳の構造は、外耳、中耳、内耳という三つの部分が組み合わさったものである。

外耳とは、外から見える耳、耳介と耳の穴である。ちなみに哺乳類だけが外耳を持つ。爬虫類は鼓膜が皮膚にいきなり露出していて外耳はない。

中耳は、外耳との境目にある鼓膜より内側にある空気の入った部屋のことである。鼓膜が音波によって振動し、その振動をさらに耳小骨という三つの小さい骨(ツチ骨、キヌク骨、アブミ骨)が、増幅して内耳に伝える。

内耳は、蝸牛と半規管から出来ていて、蝸牛が音を聞き、半規管が平衡感覚として機能している。

めっちゃわかりにくいけど、こんなかんじ。


若い胎児は耳がアゴより下にある。正確な位置は鰓(エラ)の背側にある。

陸棲動物は育つ過程で鰓が消える。

鰓からできているもので他にはアゴとノドがある。

鰓由来のノドで言葉を喋り、鰓由来の耳で聞く。


音を発す場所で、音を聞いている。

これは、他者に何かを聞いてもらう時には、同時に自分にも言っているんじゃないかと思う。人間の構造的にそういうことになっていると思うと面白い。


音は鼓膜を通してだけではなくて骨を通じても伝わる。これは骨伝導という。

音を聞くにしても二種類ある。
どちらでどうかんじているのか、わからないが、空気の振動と地面の振動を分けて周りから音を感知して情報を集めているらしい。

恐らくそうしないと陸では生きていけなかったんだと思う。

もうしばらくは、この課題図書をよんでまとめていこうと思う。