こんばんは

すえひろがりです

 

先週(土)に電気関係の検査をしました

今日はそのときのお話です

手抜きじゃなくて逆に無茶苦茶手間がかかっていたけど…「それ、違うんじゃない?」というものが見つかりました

もしかしたら、いつもの記事よりは一般的な話で役立つかも

 ・プレハブユニットケーブル

 ・スイッチプレートの気密の話

 ・ジョイントボックス

 ・変な施工をしていた話

これ…全部書きたいのですが1つの記事で入るかなぁ

また長文ですみません

 

電気関係詳しくないのに無謀にも書こうとしています

間違ってたら教えてください

 

大和ハウスの場合、屋内配線はプレハブユニットケーブルを使っています

こういうやつですね

当初の設計から変更することがなければ、このユニットケーブルから各コンセントやスイッチに配線されるんだと思います(たぶん)

これが設計図にどう書かれているかというと

【分電盤回路図】

例えばユニットFは玄関・ホール

【電気設備図】

ユニットFがどこのスイッチやコンセントに配線するのかこれでわかります

まぁ、すごい数の配線なわけです

…あ・・・しまった!!

1ユニットの配線の上限数を大和ハウスに聞くのを忘れた

 

ところが、建物が出来上がってくると、スイッチをこっちにも欲しいとか、ここにコンセントを追加したいとか、ありますよね。

すえひろがりの家は1か所、心あたりがありました

ダイニングテーブルのライトです。設計当初はリビング入口のスイッチニッチでON/OFF。でもキッチン側のスイッチでもON/OFFしたいと工事も随分進んでから申し出ました。

 

少し前にブログでジョイントボックスが話題になったりしていたので、配線関係大丈夫かなと気になっていたので、今回の検査で確認しました

 

まずキッチン

こちら側では接続しているわけではなさそう

 

ちなみに我が家は標準のスイッチプレート

神保電機のものです

これにはフェルトのようなものも付きます

 

鋼製プレートにフェルトのようなものがあるので、スイッチプレート背部に気密ボックスは不要らしいです。確かに隙間風が気になったことはない。

 

支社ではパナソニックも扱っていますが、支社に置いていたパナの製品の場合には気密ボックスが必要でした

 

両者のプレートを背面から比べると

神保電機はこう

パナソニックはこう

赤枠部分に空洞があるので、気密ボックスが必要らしいです

なるほど

 

で、スイッチ増設の話に戻ります

キッチン側では結線していませんでした

リビング側のスイッチを見てみます

 

ありました。青枠のもの。

wagoを使ってました。wagoが何かは語れません!よくわからないけど正しい施工らしい

今回の検査は特に問題ないかなと思ったとき「横にある電動シャッターのスイッチはパナソニックなんだよな」と聞こえてきました

何ですと?全部神保じゃないの?

当然、外して気密ボックス確認

 

…はい、ビンゴ

気密ボックスは入っていませんでした

 

でもここは間仕切り壁。外壁には面していません。「間仕切り壁はボックス不要だったかもしれないので確認します」と言われたところに、電気屋のおじさまが「いるでしょ」とつぶやく

どちらが正しいのかよくわからないのですが、ボックスは持ってきているそうなので、それでは付けておこうとなりました

透明なカップのようなボックスに配線を通しています

ん?ちょっと待って。なんか変でしょ?

何?このバキバキ…

 

隣のスイッチはどうなってるの?

 

ん???

桟を、切り欠いて、スイッチプレートを設置していました…

 

ぎゃーーーです

なんという手間をかけた工作

何やってるの、これ

 

設計図と現状を見比べて過去を振り返り予想しました

これ、おそらく、苦肉の策。無理に頑張っちゃった結果です。

それは施工中のトラブルが発端

 

スイッチニッチ、今はこんなかんじです

(年末の写真の使いまわしなのでサンタですみません)

 

これが施工中、この状態になりました

SDカードが取れない!

 

モニター移動に伴って、それ以外のスイッチ類の位置も見直し

急きょ2案が提案されました

案①

案②

案①でお願いしますと答えたのですが…

設計も見落としていたのかもしれません

桟が通っていること

困った現場では、桟を切り欠いてスイッチを入れ込んだようです

 

頑張る前に、一言、言ってよ…

 

そしてバキバキの板は、スイッチニッチ裏手の階段下収納の壁面に入れた下地です。施工中に私が入れてほしいと言ったもの。スイッチニッチでただでさえ間仕切り壁の奥行が浅くなったのに加え、下地材を入れたのでスイッチが入らない。困った挙句、下地の厚みを減らすためにやったようです。

それなら、下地、諦めたのに…

一度はきれいに彫り上げて厚みを減らしていた痕跡もあったのですが、トラブルでスイッチの位置が変わり、今度は無理やりでも空間確保しないといけないためバキバキにしてしまった模様。

なんだかなあ…。

その時に言えばいいのに、頑張っちゃうんですね。

 

そしてこれ、電気の施工としてOKなのかNGなのかわかりません

報告書を待つことになります

銅線が剥き出しになっていないから問題ないのではと言われていますが…

でも気分的にはアウトなんですよね。

頑張っていたのはわかりますが…この黒いボックスのようなものも一部を壊して奥に入れていますから。

 

というわけで、電気のお話でした。

 

今日は比較的明るめの写真が多い日でした

でもまた週末は基礎の検査なので暗くなります

 

壊れた基礎の補修状況も確認します

胃が痛くなりそう

 

それでは

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