こんばんは

すえひろがりです

 

数日にわたり壊れた基礎の話を書いてきましたが、最後にどう是正させたかです。

 

まず現場で作った型枠のお話

使ったのはこちらのコンパネ

 

 

型枠はこんなかんじで、オーダーメイド…

 


 

測ってみる。微妙・・・

「かぶり厚足りてる?」と工事課長に怒る

このあと調整する予定だったらしい

 

 

間に板を渡すことで、幅を確保する

 

 

次に現場練りした無収縮モルタルについて

 

基礎の再建、不要な配管スリープ埋め、ヒビやジャンカの補修、すべて無収縮モルタルを使用。SC社からは固めに練るように指示。

 

すえひろがりの見ていないときに1回目が練られる。

水の量を確認すると「だいたいバケツにこのくらい」というアバウトな測り方でまた1人怒る。

見た感じは問題なさそうだけど、基礎には使わずジャンカやヒビ、スリープを埋めるのに使用

 

2回目の練り

すえひろがりの怒りを受けて、何を使って水を測ったかというと500mlペットボトル

何人もが見つめる中、ペットボトルで水を計量

儀式のようなその光景に若干気が引ける

 

きちんと測ったのに混ぜ始めるも、ぱさぱさ

 

 

なんでさっきは練れたのに、今度はダメなの

1回目水の量をきちんと測っておけば・・・

「だから言ったじゃん」とまた怒る

 

 

SC社「いつから保管されているのか?古いものではないか?」

大和「袋を開けてサラサラだったので問題ないはず」

袋に製造年月日は書いていないからわからない

 

SC社「ドラム缶に水分奪われているのかも?」

原因としては考えられるけど、規定以上の水を入れるわけにもいかない

 

結局、やり直し決定

無収縮モルタルを購入しに行き、戻ってきてから再チャレンジ

今度は別の無収縮モルタル

 

半分の量でまずは混ぜてみる

やっぱりダメ うわ…どうするんだろう

 

ドラム缶に、機械がぶつかり近所に響き渡る音

夕方になって、そろそろ音を出す工事はやめたい

 

全員で原因を考えている中で、SC社からアドバイス

「容器が大きすぎるんだよね。もう少し小さいものだと混ざりやすい。」

ドラム缶からバケツにモルタルが移される

 

混ぜてみる。ほんとだ。さっきと違う。

「残りの分も足しますか?」

「そうだね、そのほうがいいね」

 

 

袋に残ったモルタルと水を追加し練り始める

全然違う

規定量内でもう少し水を追加し練って、OKとなる

 

一時はどうなることかと。SC社さんに感謝。

職人さんたちお疲れ様です。

 

 

プライマーをもう一度塗りなおし

 

「モルタルは最初すりこむように入れるように」との指示

ある程度入れたら、棒でつついて、型枠を外側から叩く

 

「鉄筋の下までまわるか心配なんですが」

つぶやくすえひろがり

「バイブレーターの細いのはないの?」とSC社

それはさすがに無かった

棒でつついて、叩いての繰り返し

そしてしばらく置く

 

乾燥防止のためビニールをかぶせ、砂を敷き砂利を重ね、今はこの状態

 

あれから1週間

あの日のことは、なぜ起きたのか、原因は明確にして、どうしたら防げたのか考えるべき

今後のためにも反省すべき点は反省して、次に繋げる何かを教訓として得てもらわないと困る。だって、今回の検査は半年以上大和ハウスと交渉し続けてやっと実現した検査だったのだから…

 

でも、当日現場で動いた人たちは、是正のために頑張っていたのも事実

 

新築当時、外構でお世話になった方

先約を断り、職人さんに指示出ししながら、スーツ姿で自ら手を動かしてた

責任をおわせるようなことはしないでほしい

実際に斫っていた方も、個人の責任ではない

念のため大和ハウスには申し入れておきました

 

この記事が、どなたかの役にたつことがあるかもしれない(ないかな?)

状況がわかるように写真多めに入れました。

現場にいた方には申し訳ないけど少し映り込んでます

ごめんなさい。

 

 

長文におつきあいいただき、ありがとうございました

 

そして当日混乱しているすえひろがりをブログの向こう側からはげましてくださった方々、本当にありがとうございました

 

型枠は17日に研究所員同席のもとで外す予定です

 

それでは

 

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