コエンザイムQ10(CoQ10)は、美容や美肌、エイジングケア、そして歯茎の炎症予防、ドライマウス(口腔乾燥症)予防などに効果があるといわれています。

今日は、そのコエンザイムQ10(CoQ10)の科学の歴史へ招待したいと思いますニコニコ

コエンザイムQ10(CoQ10)は1957年、アメリカのクレーンらにより牛の心筋ミトコンドリアから同定され、この物質がミトコンドリアでのATP産生に関わる補酵素であることが発見されました。エネルギーを作る物質であることが明らかになったのです。

さらに1966年にアメリカのタッペルらによりコエンザイムQ10(CoQ10)のもう一つの重要な働きである抗酸化作用が明らかにされました。

1978年にはイギリスのミッチェルがこのキノンによるATP産生の仕組みを明らかにしたことからノーベル化学賞を受賞していますクラッカー

いわゆるコエンザイムQ10(CoQ10)はATP産生促進作用と抗酸化作用があるということです。

コエンザイムQ10(CoQ10)は、補酵素の一つでATP産生を亢進し、抗酸化物質であることよりフリーラジカルの除去効果を持つことが明らかとなっています。

加えてその薬理作用から1974年よりうっ血性心不全の医薬品の処方薬(30mg)として販売されてきました。

2001年から健康補助食品として厚生労働省から認可され、現在効果効能は様々な臓器で検討されつつあります。

加齢とともに臓器のコエンザイムQ10(CoQ10)は減少し、栄養補助食品として補給することにより臓器の機能の賦活化に役立つ可能性が示唆され、1999年に表皮のコエンザイムQ10(CoQ10)も減少することが報告され、2004年には薬事法改正により化粧品へ0.3%の添加が認められ、クリームなどに含有され販売されています。

コエンザイムQ10(CoQ10)は最近では有名ですが、このような科学的歴史があるのです。

コエンザイムQ10(CoQ10)がアンチエイジングに効果があることも最近どんどん研究されております。

そのアンチエイジング関連のネタも後日お話します。

よい日曜日をラブラブ