根室って


何だかちょっと異色な土地な感じがします


ロシア人が花咲港に海産物を陸揚げしたり、造船所で船の修理をするために寝泊りしてたりするので、ロシア語表記の看板が結構あります。

なんて書いてあるんだろう?と思ってGoogleさんに翻訳してもらうと…


北方領土を返すのが友好関係への第一歩です的な事が書いてありましたね

たぶんロシア人には鼻で笑われてるんでしょうけど…


花咲の民宿に泊まったのですが、ロシア人が宿の前のベンチに座ってWi-Fi泥棒してました笑。

私の車を物色してたり、あまり良い気分はしないけど、宿の女将さん曰く悪さしたりされたことはないので意外と大丈夫とのこと。

車のセキュリティが反応する事も無かったので、ドアノブガチャガチャとかはされてなさそうでした。


まあ、体も大きいしロシア人には良いイメージが無いので怖いですけどね。



日本本土最東端の納沙布岬




こちらには北方領土に関する記念館というか資料館というか、北方領土問題をPRするための建物が3棟とモニュメントや石碑が多数ありました。


ちょっと緊迫感というか威圧感というか…
右翼団体の石碑なんかも並んでたりします

子供の頃にテレビで流れていたCMで印象に残っていたモニュメントは



近くで見ると大迫力でしたよ
左にあるのが一般的な携帯の基地局ぐらいの大きさのタワー
モニュメントの高さは13メートル、幅は確か33メートルだったかな?
真ん中の四角い所はバーナーがあって、祈りの火が灯されていました。
この四角いのの高さもたぶん2メートルぐらいあるので、ほんとデッカイですよ。



台座を触ると、鉄で出来ててほんのり温かい

北方領土奪還の熱を感じますね

北方領土が見える場所にある建物には無料の望遠鏡が設置されていて

3.7キロ先にある日本が作ったけど今はロシアの場所にされてしまった灯台とか



1番近い島にある施設とか



ロシアの領土だとアピールするために10年くらい前に建てた礼拝堂とか



望遠鏡で見えるくらい近い所にロシアに奪われた土地があって、しかも返してくれる見込が薄いなんて何だか複雑な気分。

近い所でロシアの船が何かしてたけど、たぶんそこはロシアの海域なんでしょうね…


因みに

根室市北方領土資料館で日本本土最東端到達証明書を無料で発行してもらえます。
行った方は旅の記念に発行してもらうと良いですよ
小さな賞状みたいなしっかりしたものでした。

いつか北方領土が戻って来た時には、本当の最東端に行きたいです。