今回は東南アジア旅行から書きたいと思う。
2019年9月9日からタイ、マレーシア、シンガポールへ旅行した。
タイへはインターンシップでお世話になった方々にお会いしに、マレーシアは異文化を体験しに、シンガポールはシンガポール国立大学へのキャンパス訪問を目的に旅をした。
タイは相変わらず楽しく、観光には目も暮れず、お世話になった人達と飯に行った。
異国の地に友達や知り合いがいる事は新鮮であった。

マレーシアではイスラム文化を肌で感じるため教会に足を運んだりもした。
もちろん、イスラム文化には多少萎縮してしまったが、これもまた良い経験であった。

そして、シンガポール。
この旅最大の目的地!
もちろん昔からシンガポールには観光で行きたいと思ってはいたが、今回は出願に向けてモチベーションを高める意味でもシンガポール国立大学に行くことが一番であった。

都市としてのシンガポールはもはや日本と変わりはないくらい綺麗であった。
そこにシンガポールならではの多文化が混ざり合い、どこを歩いても魅力的で飽きない都市であった。

お酒、タバコなど体に悪い物への税金の掛け方は日本も見習うところがあるのかもしれない。
またFine countyと呼ばれるシンガポールは良い意味でのfineだけでなく、罰金を意味するfineが凄まじかった。
至る所に標識やサインがあり、罰金の恐ろしさを歩くたびに感じた。
幸いなことに、罰金を払う事はなかったが、万一払うことをしてしまってたらと思うとゾッとする。

NUSには帰国日の午前中に行った。
キャンパスの広さ、施設の充実度は目を見張るものがあり、また学生の活気と意識の高さには驚いた。
アジアのみならず、世界で評価される理由がそこにある気がした。

その一方で、この環境に自分が入ることが想像できず、到底無理だと思ってしまったのも事実である。
モチベーションを上げるはずが、逆効果になるとは思いもしていなかった。笑

まあ唯一の救いは大学内のショップでシンガポール国立大学のグッズを買わなかったことである。
自分がいつか来たときに買うと見栄を張った。笑

帰国後は、相変わらず大学院生活の忙しさとバイトに費やす日々だった。
バイトは10月末で辞めることに決めていたため、残り1ヶ月楽しみたい一心で働いていたため、出願などに手は回らなかった。

そして10月29日にバイトを辞め、いよいよ出願に向けてスイッチを入れた。
遅すぎるのだが。。。

1ヶ月間はひたすら情報収集をした。
そして12月1日からIELTSの勉強を開始した。試験は1週間後の7日。
ひたすら一日中IELTSを勉強した、さらには毎日学校に泊まった。

迎えた7日。
しっかりと撃沈。
自分の実力のなさに愕然とした。
さらにシンガポール国立大学への出願が1月15日であったため、出願時に出すIELTSを受験できる最初で最後のチャンスだったのである。

それでも撃沈し、出願が基準に満たなかった。

それからは修士論文と大学院での課題に明け暮れた。もちろん、推薦状等出願に必要な書類は揃えて始めていたが。

 

 

それでもその後はポートフォリオ等、出願準備を開始し怒涛の日々を過ごした。

 

年末も学校で過ごす生活はストレスと不安に押し潰されそうで、今思えば良く耐えたなと。

 

 

そして7日のIELTS受験後、初めて受験したIELTSでのSpeakingの出来の悪さに絶句し、Cambly英会話を週5回で始めた。

英語力を鍛える事に力を入れ始めたのだ。

もはや毎日のルーティンの如く、先生たちが活発にオンラインになる夜中1時から毎日30分英会話を続けた。

Personal Statementもイギリス人講師に何度も添削してもらい、到底自分では書けない綺麗な文章が出来上がった。

そこに至るまで、かなり作成には苦労したが。

 

それらと並行して、修士論文作成と課題には苦労した。論文をまともに書いた事ない自分はフォーマットを知るところから始まった。

課題は建築設計演習、レポート、プレゼンなど全てがハードで時間を要した。

IELTSを勉強する時間なんて微塵もなかったな。

 

年末からは大学の施設も閉鎖してしまうため、大学から1日数本しか運行してないバスに乗って温泉に行って風呂に入った。温泉に入ってゆっくりしたい気持ちもあったが、復路のバスまで時間がなかったため、ほとんどシャワーを浴びて終了。一回700円出す価値は果たしてあったのか。まあ風呂に入らないよりマシではあるから、行く意味はあったのだろう。

記憶としては寒さしかなかったが。笑

 

この時期は大学の食堂も閉まっているので、大学から自転車に乗り、24時間営業のスーパー、トライアルで食料等を買い込み、院生室で鍋をした時間は唯一の息抜きだったな。

 

鍋は作り置きしておけば何度も食べれるし、飽きないから受験シーズンにはもってこいな料理。大学受験の時も同じことをしていたなぁ。懐かしい。母に感謝。

 

こんなことをしているうちに新年を迎えた。

今回はここまで。

次回は2020年からを書きたいと思う。