JSRは5日、中国診断薬メーカーの北京万泰生物薬業(万泰)と合弁で、診断薬中間体の製造・販売会社「捷和泰(北京)生物科技」を近く設立すると発表した。2012年夏に販売を始める予定。
診断薬中間体は微小な粒子材料で、同材料に吸着する病気因子の有無でがんマーカーや心疾患などを高感度に診断する。粒子に病気因子が付く抗体を付与しているため、顧客は簡単に診断薬を製造できる。中国では高感度診断薬市場が年40―50%伸びており、万泰の全国販売網を活用し、同市場の取り込みを狙う。
新会社の資本比率はJSRが6割。生産や研究開発は中国で行う予定。資本金や代表者などは手続き中のため非公表。中国市場に続き、インドや東南アジアなどの市場も視野に入れ、事業拡大を図る。
出典:日刊工業新聞