You Tubeでスウィングの基本を学んで、これはと思う理論を近くのゴルフ練習場で試すという試行錯誤を2年近く続けたのち断念しました。
試行錯誤の周期を短縮し、さらには練習場通いで痛感した体力低下への対策も必要です。
パートナーのスリム化作戦用に作ったガーデン・ジムを活用することにしました。
体力の維持増強を図りながら、手軽にスウィング理論を試すことができます。
スクワット、腹筋運動、腕立て伏せ、クロス・トレーナーで1時間、そのあとはひたすら鏡を見ながら箒スウィングをすること1年余り、納得のスウィング・フォームが完成しました。
庭でゴルフ・クラブの素振りと、ショート・アプローチの練習をしていると、パートナーがどのくらい体力が向上したのか見たいと言います。
大学時代に同級生数人で体操同好会を結成して、高校時代に活躍した同級生から指導を受けたことがあったのを思い出しました。
選んだのは後方宙返りです。
その夜のパートナーのお休みのキスはいつもの3倍くらい長いものでした。
残るのはドライバーの飛距離の確認です。
日程を決めたら、パートナーがボクシングの元世界チャンピオンManny Pacqiaoに応援を頼むと言います。
看護師の彼女は彼の弁護士が心臓病で倒れたときに、マニラへの緊急搬送と病院での付き添いを担当したことがあり、それが縁で親しい関係が続いています。
私も知らない仲ではありません。
彼が復帰第3戦のトレーニングを自らが運営するジムのリングで実施したとき、76歳の私はジム・メンバーの最年長記録保持者として応援したからです。
トレーニングを終えたManny Pacqiaoと私
当日の午前9時30分に玄関前に横付けされたのはRolls RoyceのPhantom Centeneryでした。
門の外には専用カメラ・クルーを乗せたSUVが待機しています。
シルクの絨毯と呼ばれる静寂なエンジン音が身体の隅々までリラックスさせてくれ、練習場の打席後方に横付けされたときには心身ともに準備完了です。
私が柔軟体操をしている間に、カメラ・クルーがカメラのセッティングを終えました。
軽く素振りをした後、ピッチングで100ヤード、5番アイアンで150ヤード飛ぶことを確認しました。
真正面のマンゴーの木が180ヤードの目印で、1番ウッドでそれを越えるのが目標です。
そして、いよいよ本番です。
取り出した1番ウッドはYonex REKIN Super II、Japan Surplus Shopで買った値段は500ペソでした。
パートナーの息子や娘が振り回して傷だらけになっていますが、性能に問題はありません。
カメラ・クルーに合図して打席に向かいます。
打席で静かにアドレスし、軽くワッグルしてバック・スウィングを始動、思い通りのスウィングでクラブを振り抜きました。
フィニッシュの姿勢で前方を見ますが、ボールの行方は確認できません。
真後ろで見ていたパートナーが「ボールはマンゴーの木を超えて飛んでいった」と教えてくれました。
12月31日はパートナーの娘の誕生日で、ファミリーが集って新年を迎えるのが恒例です。
今年はそれに加えて、私のドライバー180ヤード超えを祝うパーティーとなりました。
目標達成のプレゼントはゴルフ練習ネットとパッティング練習マットです。
ゴルフ練習ネットとパッティング練習マット











