夏といえば怪談である。
かつて牛込御門内五番町に火付盗賊改・青山播磨守主膳の屋敷があり、ここにお千という美しい下女が奉公していた。
その美貌ゆえに主膳の寵愛を受けたお千だが、その結果他の奉公人の嫉妬を買うこととなる。
承応2年の梅雨のこと。
お横、お栃、お熊、の3人の下女は共謀し、主膳の大切にしていた青山家の家宝とも言うべき皿十枚のうち1枚を隠してしまう。
そして口裏を合わせ、「お千が割ってしまった」ためであると讒言したのである。
身に覚えのないお千は「自分は割っていない」と主張したが、主膳には聞き入れられず、お千は悲嘆のにくれ、裏の古井戸に身を投げ死んでしまう。
まもなく、夜毎に井戸の底から「ひと~つ…、ふた~つ…」と皿を数える女の声が聞こえるようになる。
九つまで数えると「一つ足りない…」と悲しげに泣く声が屋敷中に響き渡るのだ。
お横、お栃、お熊、の3人は病により相次いで亡くなり、この事件を聞いた公儀により青山家の所領は没収された。
その後もなお屋敷内で皿数えの声が続くというので、公儀は小石川伝通院の了誉上人に鎮魂の読経を依頼。
ある夜、上人が読経しているところに皿を数える声がし、九つまで数えたところですかさず上人が「十」と付け加えると、女の声は「あらうれしや」と言って消え失せたという。
ひとつ足りな~い… しくしくしくしく… (つω<。)
勇人によると、今期わがチームは「5試合で勝ち点10」というのを目標にしていたらしい。
横浜FC、栃木SC,そして今節のロアッソ熊本と、3チームに引き分けたものだから目標としていた勝ち点に1点及ばなかった。
まあ勝てなかったからといってブーイングもどうかと思うが、攻撃のオプションがいまだに確立されていないのがちょっと心配なのは確かである。
ひとり退場になった熊本は4-4-1(なのか?)の見事なラインで守りきろうとしていた。
引かれた相手にどう対処するかということは、降格以来わがチームに与えられてきた大きなテーマであるはずなのだ。
相変わらず策がない…(汗)
ここは3バックにしてもいいから点取りにいかなきゃ…と思っていたのだが、ドワイトは2トップにする考えはないようだった。
最後は良太に代えて久保を入れ、前線の枚数を増やしたように思えたが、結局勇人が最終ラインに入ってしまっていたようだし、大分戦で試した3バック作戦はその後あまりうまく進展していないのだろうか?
とりあえず今までの貯金があるので、すぐにどうこうという事はないだろうが、栃木だ東京だと言ってるうちに、宿敵徳島がすぐ後ろまでやってきてしまった。
まあ徳島に限らず、どこのチームでも油断ができないのがJ2である。
余計な1点をオマケしてくれる「あらうれしや」なチームなどいないのだ。
とにかく試合開始早々の、あの全てが萎えるようなアホな失点を早急に何とかしていただきたいものである。
次節はまたしても反町湘南との試合。
ホームの時のように行く筈はない。
お分かりかと思うが、冒頭の冗談は怪談「番町皿屋敷」が元ネタである。
身を投げて死んだ(青山播磨守により殺されたとする話もある)下女・お菊さんの生まれは平塚。
現在も平塚には「お菊塚」なるものがあるらしい。
オレが参戦できるかどうかは微妙なのだが、誰か試合前にお花を供えておいてはくれないだろうか?