ノルサランヘ~君を愛してる~
第19夜【新たな力】
宿に街の医者を呼んで、怪我を見てもらった彼女。とりあえず、入院の心配はないようだ。
「お前、意外と頑丈なんだな。2日くらい前に倒れたって聞いたぜ?」
『聞いたって誰から?』
ここに居るファインダー達は知らないはずだけど?
「コムイからだ…任務に行かせたけど心配だから、直接行ってくれって…ッタク、あめぇこと言いやがってあの野郎。まっ、あんなもやしと一緒に居るよりは、ましか」
『え?…アレンの初任務から直接来たってこと?』
じゃあ、あの時、直接向かった任務って、ここだったの?(汗)
「あぁ?よくアイツだってわかったな」
『あ…だって…食堂で言ってたでしょ?(苦笑)』
おぉ…ヤバいヤバい…(汗)
「フンッ、見てやがったのか」
『あんな目立つようなとこで喧嘩してたら、誰だって見てるよ(汗)』
見たくて早起きしたんだけどね(苦笑)
「チッ」
『あはは…(苦笑)』
「あのぉ…よろしいですか?…館の話をしても(汗)」
『あっ、うん。いいよ』
「えぇ…例の館にはどうやら、人間はおらず、アクマだけのようです…あの出迎えた女性もアクマでした。彼女は神田さんが破壊してくださったので、もういません」
どうやら、彼女と別々になったあと、紅茶が出されたらしい。それを先に飲み、眠ったファインダーが一人いた為、睡眠薬が入っていたことがわかったそうだ。部屋に戻って来た女性が、寝ていないことに驚き、いきなり襲ってきたらしい。しかも、他にもたくさんアクマが出てきて、もう駄目だと覚悟を決めた時、神田が乗り込んできて助けたそうだ。そして、彼女と合流。
「出迎えた女性は、あと少しでレベル2になるところだったようです。だから、あのように、はっきりとした物言いだったようですよ」
「館から出てこなくなった人は皆、アクマにされていました。我々が見た人も…その他は、ソニョさんの言う通り、贄にされたのでしょう…」
「カリスってのが、あの館をしきってるレベル2…おい…能力はわかるか?」
『たぶん、催眠術…でも…どんな原理なのか、わからない。催眠術に使うような、蝋燭の火やラベンダーの香りとか何もなしに、私は術をかけられたみたい(汗)』
「チッ、役に立たねぇな」
『ごめん…(しょぼん)』
彼女の落ち込みようを見たファインダーがまた…
「…神田さんがまたソニョさんを…(ボソッ)」
「…厳しいにも程がありますよね…(ボソッ)」
「…能力の手がかりがあるだけいいですよね…(ボソッ)」
こそこそと話し合うのであった。その夜のこと。彼女は眠ることが出来ず、窓から外を眺めていた。
『はぁ…』
なんか…自信なくなって来ちゃったなぁ~。あの時だって、神田が来なかったら私、死んでたよ…(ため息)
落ち込んでいた彼女。そんな時…
『・・・・あれ?』
神田…だよね?…こんな夜中に、どこに行くのかな?・・・・まさかっ!(汗)
ある結論にいたった彼女は、部屋を飛び出し、神田を追いかけた。そして、行き着いた場所は…
やっぱり…冥府の館…一人でけりをつけるきなんだ。巻き添えで犠牲者が出ない為に(汗)
館に近づいた神田を出迎えたのは、アクマの一団だった。しかし、神田は動じることなく、抜刀していく。彼女は、神田の戦いぶりに見入った。
神田はやっぱ…強い…私よりも遥かに
神田の強さを、改めて認識する。彼女の出る幕はなく、終わるかに見えた、その時、レベル2のカリスが現れた。有利に見えていたが、次第に押されていく。そして、隙をついたカリスの攻撃が、神田に迫っていた。
『…危ない…!!!!!(汗)』
神田の元にメガで駆けつけ…
玉満(ギョクマン)…ギガ…!
攻撃を防いだ。
『神田っ、大丈夫!?(汗)』
「チッ、助けてる暇があんなら、その速さを生かして、アイツに攻撃しやがれっ」
『そんなこと言わないでよ…人が傷つく姿なんて、見たくないんだから…(苦笑)』
傷が治るから出る言葉なんだよね…きっと…でも、これが私の本音
「フンッ」
「まぁ、貴女は、あの時の。…やはり、お父様とお話したいのかしら…?(笑)」
『なっ!?…父さんのことは言うな!…あんたなんかに言われたくないっ(怒)』
「お前…父親が死んでるのか…?」
『そうだけどっ』
「それが決定打かもな」
『えっ、なんの?まさか…催眠術?…でも、それだけで?(汗)』
「アイツはカウンセラーと表し、対話を行う。それが、催眠術にかける準備期間なんだろうぜ。そして、決定的な言葉を聞き出し、それを合図とするんだ。…お前…あんま、アイツと話すな。催眠術にかけられるぞ」
「あぁら、そこまでバレちゃうなんて、想定外だわ。どうしましょう?…でも、もう手遅れだったりして…(にやり)」
「なにっ!?」
「…貴女の大切なお父様…(笑)」
カリスが、そう囁くと、彼女の体はぐったりと、前のめりになった。そして、ゆっくりと、前に進み出る…彼女の意思とは別に…。無防備な彼女に向けて、カリスは攻撃してきた。
「チッ!(汗)」
彼女を庇い、攻撃を受けてしまう神田。そして、彼女の方に倒れ込んだ。その反動で、催眠術が解ける。
『か、んだ?…カンダ!?・・・・・神田ぁ!!!!』
神田を揺するが、ピクリともしない。そして、おびただしい血が、彼女の手についた。
『あ…あぁ…血、がっ(青ざめ)』
…私のせいで…神田がっ
「うふふ…ざまぁないわね…(にんまり)」
そう言われたとたん…
『ぅわぁー!(怒)』
神田の傷が治ることすら忘れ、彼女は怒りを持って、レベル2に立ち向かった。すると、次の瞬間、槍が光出す。そして、力の使い方が、頭の中に流れ込んできた。
イノセンスが…私に新しい力を教えてくれてる…
彼女は目を瞑り、呼吸を整える。そして…
『海王ノ矛(ポセイドン・ザ・ジャベリン)!!』
槍を振るう。すると、どこからともなく、無数の水の槍が現れた。そして、それはカリスに向かっていく。水の槍は、避けたカリスを追尾し、命中させた。しかも、カリスの身動きを封じている。
「きゃぁぁぁ!!!!…よくもぉ…!(怒)」
『はぁ…はぁ…(汗)』
初めて使うせいか、体力の消費が激しいな…でも、これなら…
彼女が、新しい力に可能性を見出だしていると…
「はん…やれば、でき、んじゃねぇ…か(微笑;)」
息も絶え絶えだが、神田が目を覚ましていた。
『神田っ、ごめんね!私のせいでっ!!』
「ふん、気づくのが、遅かった、だけ、だ(汗)」
『でも…』
「グダグダ言ってんじゃねぇよ!…俺は大丈夫なんだよっ。…さっさとアイツ倒して、帰るぞ!!(怒)」
『あっ、うん!』
大丈夫って…治るとは言え…そこは、前の任務で殺られた場所と同じだよね?…心配だよ…(汗)
彼女の心配をよそに、神田は立ち上がった。
「…次で決めるぞ…」
彼女はコクリと頷く。二人は武器を構えた。そして、同時に…
「災厄招来!(界蟲一幻!!)」
『海王ノ矛(ポセイドン・ザ・ジャベリン)!!!』
二人が放ったモノは、カリスをボロボロにしていく。
「ぎゃぁぁぁぁあ!!!…聖職者(クラーヂマン)の分際でぇ…!!(怒)」
カリスは、怨みのこもったセリフを残し、消し飛んだ。たたずむ二人に、朝日が指す。神田は、彼女に支えられながら宿に戻ったが、二人の不在で心配していたファインダーにより、病院送りになった。そして、現在は入院中。彼女の方は、最初の時の傷以外は問題なかったので、宿で待機していた。そこに…
「ハルリュさん、室長からです」
『コムイ室長?』
どうしたのかな?(汗)
そう思いながら、差し出された受話器を受け取る。
“あっ、ソニョくんかい?”
『はい、そうです。…もしかして…次の任務ですか?』
“そうなんだ。至急、行ってもらいたい場所があるだけど、大丈夫かな?”
『はい!任せてくださいっ』
“ありがとう、ソニョくん。…でも、続けざまに、ごめんね。君も怪我してるのに…”
『いえ、仕方ないですから、気にしないでください』
こうして、神田がまだ入院中にも関わらず、彼女は次の任務に向かった。次の任務では、どんなことが起きるのか?彼女にも、予想だにしないことなのでした。
第19夜 END
第19夜【新たな力】
宿に街の医者を呼んで、怪我を見てもらった彼女。とりあえず、入院の心配はないようだ。
「お前、意外と頑丈なんだな。2日くらい前に倒れたって聞いたぜ?」
『聞いたって誰から?』
ここに居るファインダー達は知らないはずだけど?
「コムイからだ…任務に行かせたけど心配だから、直接行ってくれって…ッタク、あめぇこと言いやがってあの野郎。まっ、あんなもやしと一緒に居るよりは、ましか」
『え?…アレンの初任務から直接来たってこと?』
じゃあ、あの時、直接向かった任務って、ここだったの?(汗)
「あぁ?よくアイツだってわかったな」
『あ…だって…食堂で言ってたでしょ?(苦笑)』
おぉ…ヤバいヤバい…(汗)
「フンッ、見てやがったのか」
『あんな目立つようなとこで喧嘩してたら、誰だって見てるよ(汗)』
見たくて早起きしたんだけどね(苦笑)
「チッ」
『あはは…(苦笑)』
「あのぉ…よろしいですか?…館の話をしても(汗)」
『あっ、うん。いいよ』
「えぇ…例の館にはどうやら、人間はおらず、アクマだけのようです…あの出迎えた女性もアクマでした。彼女は神田さんが破壊してくださったので、もういません」
どうやら、彼女と別々になったあと、紅茶が出されたらしい。それを先に飲み、眠ったファインダーが一人いた為、睡眠薬が入っていたことがわかったそうだ。部屋に戻って来た女性が、寝ていないことに驚き、いきなり襲ってきたらしい。しかも、他にもたくさんアクマが出てきて、もう駄目だと覚悟を決めた時、神田が乗り込んできて助けたそうだ。そして、彼女と合流。
「出迎えた女性は、あと少しでレベル2になるところだったようです。だから、あのように、はっきりとした物言いだったようですよ」
「館から出てこなくなった人は皆、アクマにされていました。我々が見た人も…その他は、ソニョさんの言う通り、贄にされたのでしょう…」
「カリスってのが、あの館をしきってるレベル2…おい…能力はわかるか?」
『たぶん、催眠術…でも…どんな原理なのか、わからない。催眠術に使うような、蝋燭の火やラベンダーの香りとか何もなしに、私は術をかけられたみたい(汗)』
「チッ、役に立たねぇな」
『ごめん…(しょぼん)』
彼女の落ち込みようを見たファインダーがまた…
「…神田さんがまたソニョさんを…(ボソッ)」
「…厳しいにも程がありますよね…(ボソッ)」
「…能力の手がかりがあるだけいいですよね…(ボソッ)」
こそこそと話し合うのであった。その夜のこと。彼女は眠ることが出来ず、窓から外を眺めていた。
『はぁ…』
なんか…自信なくなって来ちゃったなぁ~。あの時だって、神田が来なかったら私、死んでたよ…(ため息)
落ち込んでいた彼女。そんな時…
『・・・・あれ?』
神田…だよね?…こんな夜中に、どこに行くのかな?・・・・まさかっ!(汗)
ある結論にいたった彼女は、部屋を飛び出し、神田を追いかけた。そして、行き着いた場所は…
やっぱり…冥府の館…一人でけりをつけるきなんだ。巻き添えで犠牲者が出ない為に(汗)
館に近づいた神田を出迎えたのは、アクマの一団だった。しかし、神田は動じることなく、抜刀していく。彼女は、神田の戦いぶりに見入った。
神田はやっぱ…強い…私よりも遥かに
神田の強さを、改めて認識する。彼女の出る幕はなく、終わるかに見えた、その時、レベル2のカリスが現れた。有利に見えていたが、次第に押されていく。そして、隙をついたカリスの攻撃が、神田に迫っていた。
『…危ない…!!!!!(汗)』
神田の元にメガで駆けつけ…
玉満(ギョクマン)…ギガ…!
攻撃を防いだ。
『神田っ、大丈夫!?(汗)』
「チッ、助けてる暇があんなら、その速さを生かして、アイツに攻撃しやがれっ」
『そんなこと言わないでよ…人が傷つく姿なんて、見たくないんだから…(苦笑)』
傷が治るから出る言葉なんだよね…きっと…でも、これが私の本音
「フンッ」
「まぁ、貴女は、あの時の。…やはり、お父様とお話したいのかしら…?(笑)」
『なっ!?…父さんのことは言うな!…あんたなんかに言われたくないっ(怒)』
「お前…父親が死んでるのか…?」
『そうだけどっ』
「それが決定打かもな」
『えっ、なんの?まさか…催眠術?…でも、それだけで?(汗)』
「アイツはカウンセラーと表し、対話を行う。それが、催眠術にかける準備期間なんだろうぜ。そして、決定的な言葉を聞き出し、それを合図とするんだ。…お前…あんま、アイツと話すな。催眠術にかけられるぞ」
「あぁら、そこまでバレちゃうなんて、想定外だわ。どうしましょう?…でも、もう手遅れだったりして…(にやり)」
「なにっ!?」
「…貴女の大切なお父様…(笑)」
カリスが、そう囁くと、彼女の体はぐったりと、前のめりになった。そして、ゆっくりと、前に進み出る…彼女の意思とは別に…。無防備な彼女に向けて、カリスは攻撃してきた。
「チッ!(汗)」
彼女を庇い、攻撃を受けてしまう神田。そして、彼女の方に倒れ込んだ。その反動で、催眠術が解ける。
『か、んだ?…カンダ!?・・・・・神田ぁ!!!!』
神田を揺するが、ピクリともしない。そして、おびただしい血が、彼女の手についた。
『あ…あぁ…血、がっ(青ざめ)』
…私のせいで…神田がっ
「うふふ…ざまぁないわね…(にんまり)」
そう言われたとたん…
『ぅわぁー!(怒)』
神田の傷が治ることすら忘れ、彼女は怒りを持って、レベル2に立ち向かった。すると、次の瞬間、槍が光出す。そして、力の使い方が、頭の中に流れ込んできた。
イノセンスが…私に新しい力を教えてくれてる…
彼女は目を瞑り、呼吸を整える。そして…
『海王ノ矛(ポセイドン・ザ・ジャベリン)!!』
槍を振るう。すると、どこからともなく、無数の水の槍が現れた。そして、それはカリスに向かっていく。水の槍は、避けたカリスを追尾し、命中させた。しかも、カリスの身動きを封じている。
「きゃぁぁぁ!!!!…よくもぉ…!(怒)」
『はぁ…はぁ…(汗)』
初めて使うせいか、体力の消費が激しいな…でも、これなら…
彼女が、新しい力に可能性を見出だしていると…
「はん…やれば、でき、んじゃねぇ…か(微笑;)」
息も絶え絶えだが、神田が目を覚ましていた。
『神田っ、ごめんね!私のせいでっ!!』
「ふん、気づくのが、遅かった、だけ、だ(汗)」
『でも…』
「グダグダ言ってんじゃねぇよ!…俺は大丈夫なんだよっ。…さっさとアイツ倒して、帰るぞ!!(怒)」
『あっ、うん!』
大丈夫って…治るとは言え…そこは、前の任務で殺られた場所と同じだよね?…心配だよ…(汗)
彼女の心配をよそに、神田は立ち上がった。
「…次で決めるぞ…」
彼女はコクリと頷く。二人は武器を構えた。そして、同時に…
「災厄招来!(界蟲一幻!!)」
『海王ノ矛(ポセイドン・ザ・ジャベリン)!!!』
二人が放ったモノは、カリスをボロボロにしていく。
「ぎゃぁぁぁぁあ!!!…聖職者(クラーヂマン)の分際でぇ…!!(怒)」
カリスは、怨みのこもったセリフを残し、消し飛んだ。たたずむ二人に、朝日が指す。神田は、彼女に支えられながら宿に戻ったが、二人の不在で心配していたファインダーにより、病院送りになった。そして、現在は入院中。彼女の方は、最初の時の傷以外は問題なかったので、宿で待機していた。そこに…
「ハルリュさん、室長からです」
『コムイ室長?』
どうしたのかな?(汗)
そう思いながら、差し出された受話器を受け取る。
“あっ、ソニョくんかい?”
『はい、そうです。…もしかして…次の任務ですか?』
“そうなんだ。至急、行ってもらいたい場所があるだけど、大丈夫かな?”
『はい!任せてくださいっ』
“ありがとう、ソニョくん。…でも、続けざまに、ごめんね。君も怪我してるのに…”
『いえ、仕方ないですから、気にしないでください』
こうして、神田がまだ入院中にも関わらず、彼女は次の任務に向かった。次の任務では、どんなことが起きるのか?彼女にも、予想だにしないことなのでした。
第19夜 END