※ゲーム&夢小説とは別物と考えてください。
出合いの物語④
【真夏の夜の…鏡花水月】起鏡(ききょう)
医務室前の廊下…—
ラビ:おっ、もう出歩けるようになったんさぁ?
ガブミカ:あっ、ラビ…
ガブ:帰って来たんだな
ミカ:今回は早かったな
ガブミカ:…お帰り…
ラビ:おう、ただいまさ♪…デマ情報だったから、とんぼ返りさぁ~(にっ)
ミカ:なるほどな…
ラビ:んで、医務室から出てるって事は、傷は治ったんさ?
ガブ:いや。実は、万全に治った訳じゃないんだ。ただ、医務室に居なくてもいいくらいまで、よくなったから、個室を用意してくれるんだと
ラビ:よかったじゃん!男女が同じ部屋に居ると、気まずかっただろ?てか…俺も個室欲しいさ…
ミカ:ん?ラビは個室じゃないのか?
ラビ:うぅ…俺はパンダジジイと一緒さぁ…(泣)
ガブ:それって…しょうがないんじゃね?…お前、ブックマンの後継者なんだろ?
ラビ:ん~まぁ…そうなんだけど…(苦笑)そんな事よりさ、どっか行くんじゃなかったんさぁ?
ミカ:別に…
ガブ:決まってない
ラビ:そうなんさ?…んじゃ、俺が案内するさぁ(笑)
こうして、ラビに教団内を案内してもらう事になった。そして、食堂へたどり着く。
ラビ:ここは食堂さぁ~。料理長のジェリーが、何でも作ってくれるさ
ガブ:へぇ…人がいっぱい居る…
ミカ:…パスタも作れるのかな…
ラビ:今はちょうど、込む時間だな。それに、ジェリーに作れないもんはないさぁ。日本料理も作れるくらいだからなぁ
ガブ:日本料理?
ラビ:そっ、日本料理♪…あっ、ユウ!
神田:…(睨)・・・貴様、何度言えばわかるんだ。刻むぞ(怒)
ラビ:あ、相変わらずさぁ(汗)
神田:…ん?ソイツらは…
ラビ:そっ、例の二人さぁ。お前とは初対面だよな?…こっちがミカエルで、あっちがガブリエルさ。二人共、コイツは神田ユウさぁ
ガブミカ:ども…
神田:てめぇ、ペラペラしゃべってんじゃねぇ(怒)
ラビ:あぁ…(汗)だってお前、自分から自己紹介とかしなさそうなんだもんさぁ…つい(苦笑)
神田:チッ
ミカ:ところで、なんで急に話しかけたんだ?
ラビ:ん?…あぁ!そうだったっ。ユウ、そのお盆、コイツらに見せてやってくれさぁ
神田:あぁ?
ラビ:二人共、これが日本料理の蕎麦さ♪ユウはよく、蕎麦食ってるんさぁ(笑)
ガブ:これが日本料理なのか…初めて見た…
神田:おい…まさか…これだけの為に引き止めたんじゃねぇだろなぁ?
ラビ:そのまさかだったりして…テヘ♪
神田:テヘじゃねぇよ、このバカウサギ!(怒)
ガブ:おい、ラビは僕らに日本料理を教えようとしてくれただけだ
ミカ:ラビを攻めんなよ
神田:ハンッ、俺じゃなくてジェリーに言えばよかったじゃねぇか
ミカ:それは今、忙しい時間だから控えただけだろ?
神田:知るか、んなもんっ
ガブミカ:んだとぉ!?(怒)
しばし、睨み合う三人。その間に挟まれたラビは、苦笑いを浮かべていた。その睨み合いの末、二人の方が顔を反らす。
ガブミカ:フンッ
ラビ:あっ、おい!(汗)
ラビの制止を無視し、食堂を出ていってしまった。
ラビ:はぁ…ユウ…お前なぁ
神田:フンッ
ラビ:しゃぁない…二人を追いかけるさぁ…(苦笑)
こうして、神田との初対面は幕を閉じた。しかし、この事はもう、神田とラビしか覚えていない。なぜなら、二人共、忘れてしまったからだ。
『鏡を起こす』END