※ゲーム&夢小説とは別物と考えてください。
出合いの物語②
【真夏の夜の…風林火山】風起(ふうき)
医務室にて…——
リナリー:あら?ラビ、また来てるの?
ラビ:よう、リナリー♪別にいいだろうぉ、何度来たって減るもんじゃないさぁ(笑)
リナリー:そうだけど(苦笑)…あまり二人に無茶させないでよ?
ラビの横まで来て、耳元で呟く。
リナリー:…元帥の事、知りたいのはラビだけじゃないんだからね…フライングしないの
ラビ:…それは悪かったさぁ…(苦笑)
実は、リナリーもオルフェウス元帥と面識があり、優しくしてもらった記憶がある。そう、ラビと同様に、元帥死の真相を知りたい一人だ。しかし、記憶喪失の影響か、あまり口を開かず、心を開かない。その為、最近では二人の前で、この話題は禁止になった。さて、ラビの返事を聞いたリナリーは、怪訝そうに見ている二人に向き直る。
リナリー:ねぇ、ミカエルちゃんとガブリエルくん、私の名前は覚えてくれたかしら?(笑)
ミカ:ちゃん付けはやめろっ!
ガブ:・・・・?
リナリー:あぁ~…ごめんなさい…私は、リナリー・リーよ。じゃぁ、どう呼べばいいかしら?(微笑)
ミカ:ちゃん付けじゃなければ、好きに呼べよ
ガブ:えっと…リナリー、さん…僕は呼び捨ての方がいい
リナリー:それなら、お互い呼び捨てにしましょう?ねっ、それでいいかしら?(笑)
ミカ:別にいいよ
ガブ:わかった
ラビ:なぁなぁ、俺も仲間に入れてくれさ♪
最近では、覚えが悪い事以外は、だいたい会話をしてくれるようになった。覚えが悪いのは、たぶん記憶喪失の影響だろう。会話をしてくれるようになったのは、噂で、ラビのお陰じゃないかと言われていた。しかし、ちょっと怒りっぽいのが難点だ。性格なのか、神経質になっているのか、とにかく怒りやすい。それ以外は、順調と言っていい…傷の具合も…。さて、四人でたわいのない話をしていると…——
ファイン:あっ、やはりここにいらっしゃいましたか、ラビさん
ラビ:ん?なんかようさぁ?
ファイン:はい、コムイ室長がお呼びです…任務みたいですよ
ラビ:わかったさぁ♪
ミカ:任務に行っちゃうのか?
ガブ:話の途中だぞ
ラビ:なんさなんさ?寂しいんかぁ?(笑)
ガブ・ミカ:黙れ、バカウサギっ!(怒)
ラビ:うわっ、ひどいさぁ~(泣)
リナリー:ラビがからかうからでしょ?(苦笑)
ラビ:だってぇ~、なんか妹と弟みたいなんだもん。可愛いさぁ♪(笑)
ガブ・ミカ:黙れって言ってんだろっ!(睨)
ラビ:ヒィィ(泣)…ご、ごめんさぁ…(離れてなかったら、絶対、殴られてたさぁ(汗))んじゃ、俺は行くさ(苦笑)
リナリー:はい、行ってらっしゃい(微笑)
ガブ:…行ってらっしゃい…(ボソッ)
ミカ:…気をつけろよ…(ボソッ)
ラビ:…っ!(びっくり)・・・・(笑)…おう、行ってくるさぁ♪(にっ)
こうして、ラビは出ていった。
ガブ・ミカ:・・・・。
リナリー:ふふ…二人共、素直じゃないのね。…ラビの事、気に入った?(微笑)
ミカ:別に…(汗)
ガブ:…そんなんじゃない…(汗)
リナリー:(ラビが気にかける気持ちが、わかった気がするわ(微笑))
お互いそっぽを向いて、こちらを見ない二人。それを見て、そんな事を思うリナリーでした。ちなみに、リナリーとは初対面じゃなかったのに、忘れていたようだ。一発で覚えたのは、ラビだけで、他はなかなか覚えられないらしい。なぜ、ラビは一発だったのか…理由は、挨拶だけで逃げたから…睨んだだけなのに。
『始まりを起こす風』END