※ゲーム&夢小説とは別物と考えてください。
出合いの物語①
【真夏の夜の…花鳥風月】起花(きか)
食堂前の廊下…——
ラビ:なんさ?…騒がしいさぁ…あ、おい。なんかあったんさぁ?
慌ただしく走るファインダーの一人を呼び止める。
ファイン:あ、はい!(汗)…実は、今日未明、オルフェウス元帥が…そのっ、何者かに殺害されているのが発見されましたっ
ラビ:なっ!オリベのじいさんが!?(汗)
交流があった元帥の死に、驚きを隠せずにいると、ファインダーはわかる限りを話した。イノセンスは行方知れず。しかし、遺体発見の家に、生死不明の重症者が二名いた。二人なら詳しくわかるだろうと。
ラビ:…ソイツら今、どこにいるんさ…?
ファイン:はい、ここの医務室に運び込まれました。今はまだ、治療中だと思いますよ?…二人共、背中の傷が一番ひどいです…背後からでしょうか?(汗)
ラビ:さぁなぁ…
礼を言って歩き出すラビ。無意識に速度をあげ、医務室に向かっていた。医務室の前に到着すると、扉がちょうど開かれる。
ブック:…バカ弟子…
ラビ:…パンダジジイ……グハッ
蹴りがラビに命中。まぁ…いつもの光景と言えばそうである…医務室の前という事以外は。
ラビいきなり何するさぁ!(怒)
ブック:誰がパンダじゃ、まったく(怒)それに静かにせんか阿呆がっ。会いたい患者は寝ておる。一命は取り止めた、出直せ
ラビ:・・・・チッ
そう、ブックマンとてラビと同じ…元帥死の真相を聞きたい一人だ…。しかし、二人はなかなか目を覚まさなかった。それから数日後、目を覚ましたと聞きつけ、ラビは医務室に赴く。中に入ると…——
ガブミカ:・・・(睨)
ラビ:えっと…(汗)
おもいっきり睨まれた。しかも二人同時に。ただただ口を引きつらせるラビだった。事前に聞いた話では、二人共…元帥など知らないと…記憶がないみたいである。二人を会わせれば、何か思い出すかもと試したが、効果はなかったようだ。そのせいか、警戒心が非常に高くなっているらしい。
ラビ:(殴られないように気をつけてねっ☆…じゃねぇよコムイぃ~(泣))
ガブミカんだよっ!?(睨)
ラビ:ヒィィ(怖いさぁ(泣))
来ては睨まれ、来ては睨まれを繰り返す事、数日。ついには慣れてきてしまったようだ。
ラビ:お前らの名前って、ミカエルとガブリエルって言うらしいな。神話の天使の名前だって知ってるか?(苦笑)
ガブ:知ってる…
ミカ:同じく…
ラビ:なんさ、知ってるんさぁ…(話が続かないさぁ(汗))…ん?そのブローチ。なんか似てるさぁ♪……ブッ(え?なんでさ?(泣))
発見された時から、二人が身に付けていたブローチ。それについて言った途端に、両側から拳が飛んできた。ちなみに、二人のベッドは隣同士で、その間にラビがいたのだ。
ラビ:痛いさぁ~。急になんだよぉ(泣)
ミカ:うっさい!
ガブ:ほっといてくれっ!
それが最近の出ていけと言うサイン。二人は、別々の孤児院で育ち、会った事はないらしいが、息はぴったりで、似ている事が多かった。そう、ここ二、三年の記憶がない、一部的な記憶喪失。事件のショックだろうと言われた。
ラビ:(くそぉ~、今日は殴られて退室さぁ…しかもダブルパンチ…ユウより手強そうさ(汗))
頬を擦りながら医務室を出るラビは、そんな事を思っていた。そう、これで諦めないのがラビである。暇が出来れば、しょっちゅう医務室に赴いた。それが功を奏したのか、二人は次第に、ラビへ心を開いていくのでした。
『起きた始まりの華』END