「ここまで来るのに、だいぶ、大きな道がありましたね」



『たぶん、向こうの道と繋がってるぜ』

「彼らが歩いた道を、僕達も歩いているという事ですか?」

『あぁ。こういう事が予想できたから、一緒にいた方がいいって言ったんだ、僕はっ!(怒)』

「まぁまぁ、落ち着いてください(汗)」

『ふんっ』

「(起伏の多い人ですね(苦笑)…でも…そこが貴女のいいところでもあります(微笑)…たぶん、ガブリエルは気づいてましたよ…道が繋がっていると…。それでも、別にしたのには、何か他の理由があったのでしょう…それにラビは気づいたんですね…。それと…ガブリエルが、ミカエルとトマを僕と一緒に行動させたのには、きっと、この目の力を知っていたからですよね…彼に信頼されているのでしょうか?そうだったら、嬉しいですね(微笑))」
そんな事を、アレンが考えているとは露知らず、ミカエルは不服げに、無言でツカツカと先を歩いていた。

それからしばらく行った場所での事。
「お二方、これを見てください」

「鳥の羽ですね」

「はい…どうやら、向こうに続いているようでございます…」
トマに促されるように、羽の多い方へと向かう。

そこには…
『この鳥はっ!』

「間違いありません、イノセンスを持っていたはずの鳥ですっ」

「私達は、間に合わなかったのでございますね(汗)」

「…はい…」

「しかも…違う鳥まで…街だけではなく、ここでも殺していたのでございますね…ここにあるだけで、十は超えているでしょう…」
鳥の死骸の中に、真っ白な鳥がいた。その鳥には、見覚えがある。この鳥自体ではないだろうが、同じ種類のモノを見たような気がした。
…亡くした記憶の中で…。
その白い鳥を見ていると、急にぼんやりしてくる。
『あ…しろい、トリ…?』

「ミカエル殿?」

「ミカエル?どうしたんですか?(汗)」

『白い鳥…手紙…ぁ、あぁ…ドコダ…?』

見た事もない風景だ(汗)…木の家…?僕らが暮らしてたのか?

頭を抱えて、しゃがみ込んでしまったミカエル。
「大丈夫ですかっ!?」

「ミカエル殿、いったいどうしたのでございますか!?(汗)」

『…っ(汗)』

クソッ、こんなとこで…なんだって、急にこんな…(汗)

「ミカエル?(汗)…少し休んでいきましょう…?」

『あ、いや…もう大丈夫だ(汗)…先に進もう』

「ミカエルっ!」


心配するアレン達をよそに、ミカエルは歩き出した。