「お待ちしておりました」


そう言って、駅で出迎えたファインダーは、ミカエルのよく知る奴だった。
『トマ!やっぱ、お前だったのか!!資料見た時、そうじゃないかと思ってたんだっ(笑)』

「資料を拝見なさっただけで、おわかりになるなんて、相変わらず、優秀でございます」

『そんな事ないって!お前の書き方が、特徴あるんだ』

「そうでございますか?(苦笑)」
実は、前に言った通り、ミカエルはファインダーの勉強をしていた為、多くのファインダーと話、仲良くなっていた。

「トマ、お久しぶりですね(にこり)」

「俺は、先週ぶりさぁ(笑)」
アレンとラビは、トマと何度か任務に行った事がある。しかし、ガブリエルだけは、まだ面識がなかった。
「えっと…久々の再会をさえぎって悪いんだけど…紹介してくれないか?(汗)」

「ガブリエルは、トマとは初対面さ?」

「まぁな」

『そうだったのか。コイツはトマ、僕の知る限りでは、かなり優秀なファインダーのひとりだ』

「ミカエル殿、そのように誉めないでください(汗)」

『僕は思った事を言ってるだけだ(笑)…えっと…トマだから、知ってるだろうけど、コイツがガブリエルだ』

「よろしくな、トマ」

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」

一通り挨拶を済ませた5人。とりあえず、パブへと移動し、詳しい情報を聞くことにした。

「では、説明にうつらせていただきます」

『あぁ、よろしく頼むぜ』

資料にも書かせていただきましたが、この街にある噂が広がりました。広まり始めたのは、ちょうど一年前あたりでございます。その噂というのは、体が七色に変わる鳥が幸せを運んでくるというものです。
通称、幸せの鳥と呼ばれております。
その鳥が、窓に止まり、鳴くところを見た者に奇跡が起こるそうです。調査によりますと、実際に幸せになった者がいるようでごさいます。この奇跡を起こす鳥が、イノセンスを所持している模様です。また、近くでアクマを目撃して以来、鳥の連続殺害が行われています。おそらく、アクマによるものだと思われます。

「情報は以上でございます」

「なぁ、その幸せになった奴とは会えたんさ?」

「いえ、残念ながらお会いする事は出来ませんでした」

「なんだか、すごい事になってませんか?(汗)…鳥の連続殺害だなんて…」

「確かになぁ」

『まぁ一先ず、その鳥を見つける事が先決だな』

「そうですね」

「なぁ、トマ?この写真を撮った時、捕まえられなかったのか?」

「はい…申し訳ございませんが…私だけではどうにもうまく行かず、逃げられてしまいました」

「仕方ないさぁ。相手は鳥だからな、空に逃げられたら、どうする事も出来ないさ♪…だから…空中にも行けるエクソシストを呼んだんだろ?(笑)」

「なるほどな」

『そうとわかれば、聞き込み開始だ!(笑)』


こうして、鳥捕獲へと向かうのであった…ちょっと違うか…保護だな。