『街の名前はフィガロ』



「かなり大きくて、にぎやかみたいさぁ」

「遺跡みたいのもあるみたいですね」

『ファインダーによれば、アクマの出現を確認済みたいだな』

「だからって、エクソシストが4人って多くないか?」

『イノセンスかもしれないヤツが、アクマに狙われてるらしい』

「あぁ…イノセンスの保護が出来ない状況なのか…」

『資料の最後にあるぜ…イノセンスかもしれないヤツの写真が…』

「…鳥がイノセンスを…?」

『詳細は、現地のファインダーから聞くみたいだな』

「だな」

「あ、あの…(汗)」

『なんだ?』

「この資料の説明って、確かラビがするはずですよね?…どうしてミカエルが…?(汗)」

『え?』

「アレン…よくぞ言ってくれたさぁ~…(泣)」

「ラビ!?」

「実は…ミカエルは資料をだいたい見ただけで、ほとんどの内容を理解できるんさぁ…ファインダーの勉強してたから、どこに重要な内容が書かれるのかも熟知してるから。だから…」

「だ、だから?(汗)」

「俺がコムイから聞いた話より、短くてわかりやすいんさぁ~…俺は聞き損さ…(泣)」

「室長の話、長いよな」

『うん』

「ようしゃないですね(汗)」

「ホントの事だ。僕は、任務の時、出来るだけミカエルと一緒の方が楽だぜ」

『僕もガブリエルとふたりの任務の方が楽だ』

「え?どうしてですか?」

「『説明がさっきの半分で済むから』」

「えっ!?(汗)」

「このくらいのふたりの以心伝心になんて、驚いてたら身が持たないさぁ(ため息)」

「そ、そうなんですか(汗)」


そんなこんなで、列車に揺られて、目的の街へと向かって行く。
そろそろ目的地か?というところでのこと。


「あの、せっかくですから、ふたりに聞いてみたい事があります」

『ん?なんだよ、アレン?』

「そのブローチなんですが、いつも付けてますよね?…しかも、同じデザインで…「あ、アレン!?(汗)…その話は…!」

『あぁ、これね。小さい頃から持ってるもんだ』

「右に同じ」

「えぇ!?(汗)」

『んだよ、うっさいなぁ』

「だって、俺ん時はぶん殴ったじゃんかぁ~!しかも、ふたり同時にさぁ(泣)」

「え?(汗)」

「なんでアレンは殴んないんさぁ!」

『あん時は、お前がしつこくてウザかったからだろ?』

「そうそう…毎日のように現れては、周りをうろちょろして…」

「そんだけの理由だったんさ!?」

『まぁな…来たばっかで、状況もよくわかんなかったし…』

「お互い、気が立ってたからな」

『あぁ』

「今のふたりからは想像もつきませんね(汗)」

「うぅ…アレンだけ、ズルいさぁ~!…初めの頃のふたりは怖かったんだからなぁ。すぐ睨んでくるし!!こんなに丸くなったのは、俺のおかげさっ」

「そうなんですか?」

『ラビのおかげかどうかは、わかんないけどな』

「みんな優しかったし」

『うん』

「ひどいさぁ(泣)」


「(ラビ…苦労したんですね…)」


そんな事を思うアレンであった。

その時、街に到着した。