「あ…今日の任務ってアレンと一緒だ…」
アイツとは初めてだな
ガブリエルは、そんな事を思いながら、自室を出て、集合場所へと向かった。
今回の任務って、4人なんだよなぁ…アレンとラビ、ミカエルか…エクソシストが4人って、すごいな(汗)
あっ、ファインダー入れて5人か(苦笑)
そんな事を思いながら歩いていると、後ろから…
「ガブリエル!」
「ん?…あぁ、アレンか…おはよ」
「おはようございます。今日は、よろしくお願いいたしますね(笑)」
「あぁ、よろしくな(笑)」
「一緒に任務とか、初めてですから、楽しみです(にこっ)」
「何が?」
「僕と同じ寄生型のガブリエルとミカエルの対アクマ武器です。実は、同じ寄生型って会った事なくて(苦笑)」
「なるほどな…でも、僕らの対アクマ武器は同じ翼(よく)型だから、どっち見ても同じだぞ?」
「そんな事をないですよ、きっと。それに、男性と女性では見え方が違います」
「お前なぁ(汗)」
「あっ、そういえば…ガブリエルとミカエルも記憶がないそうですが…本当ですか?」
「あぁ…ホントだよ…でも、別に戻らなくていい」
「え?記憶を取り戻したいとは、思もわないんですか?(汗)」
「無くなった記憶なんて興味ないんだ」
「そんな…興味ないなんて言わないでください…きっと、大切な思い出がありますよ」
「そんなのわかんないだろ!?」
「…確かに、辛い記憶もあるかもしれません…でも、すべてがそうとは限りませんよ?」
「そう、かもしれないけど…いいんだよ別に…生活に不自由してないんだから」
「そういうもんですか?(汗)」
「そういうもんなの」
そう、そういうもんなんだ…不自由なんてないんだから…
記憶喪失の多くは、喪失者の精神を不安定にしたり、まともな生活が出来なかったり、ということが多い。しかし、1年がたったにも関わらず、どちらの兆候もない。
…いや…実のところは、不安がないとは言い切れなかった。
なぜなら…
「ガブリエル?…どうかしましたか…?」
「…っ!?(汗)」
「ぼうっとして…話、聞いてましたか…?」
「あ…いや…なんでもない。なんの話だっけ?(苦笑)」
「まったく、ちゃんと聞いててくださいよ」
「悪い悪い(汗)」
こうして、会話をしながら、集合場所へと向かう。…記憶については、一切触れずに…。
そして、集合場所、地下水路の前に到着したが、他のメンバーはまだのようだ。
「確か、ラビが資料をもらって来るそうですよ」
「遅刻しないだろうなぁ」
「あぁ~少し、時間にルーズなところがありますからね(汗)」
「アイツのせいで、飛び乗り乗車とか、乗り過ごした事が、数えきれねぇぜ」
「あはは…(苦笑)」
ラビの悪口を含めた会話をしつつ、ふたりを待った。
ファインダーとは、目的地で合流する手筈となっている。