「気分はどぉ~お♪ガブリエルくん?(笑)」


「良い訳ねぇだろ!(怒)」


クソッ、能天気に言いやがって、このシスコン室長め!(怒)
あぁ…気分悪いぜ…(汗)
実は、さっきまでイノセンスの治療をされてたんだ。この前の任務で、傷をつけちまったからな。しかも、寄生型だから大変…なくなればいいのに…。

「もぉ~…そんなに殺気立っちゃ駄目だよ、体調崩す可能性があるんだから…それに、元々、不安定なイノセンスなんだよ?(汗)」

「フンッ!室長が悪いんだろっ!たくっ…ところで、これが最後の検査なんだよな?ホント?…散々いじくってたけどよ(怒)」

「本当に最終検査だよ。次からは、任務にも行けるから」

「あっそ」

「いやぁ、それにしても、君たちのイノセンスは変わってるよね」

またくだらない話が始まったぜ。

「同じ形をしたイノセンスなんて、見たことも聞いたこともなかったよ」

検査の度に、毎回言うなよっと思いながら、聞き流す。

「"あの子"と、しゃべり方とか性格も似てるよねぇ…やっぱり、いろいろ共通点があるからかな…?」

だから、覚えてねぇし、興味もないんだよ。まったく(怒)

「元帥の元に居たことも気になるよね」


そんな一通りの話を聞き流し、書類だらけの司令室を後にする。

くっだらねぇ!
なんで、なくなった記憶の事なんか気にすんだよっ
本人たちは、もう諦めてんだけど

ミカエルと同じ事を思い、怒りをあらわにするガブリエル。なくした記憶が、重要な手がかりになるかも知れない事も、二人はわかっていた。しかし、黒の教団に来て一年が立ったのに、戻る予兆すらない。戻らないものは、戻らないのだ。

気分悪くなってきた…部屋戻って寝ようかな…

ガブリエルは、ゆっくりと自室に向かった。