OWEの勢いが止まらない。今年4月に日本初上陸を果たした中国のプロレス団体OWEの第3回目となる日本ツアーが9.8大阪、9.12新宿大会で行われた。両大会ともにチケット完売の超満員札止めとなった。

ファンの注目度も高く、その注目度を越えるほど中国人選手たちのレスリングレベルが上がっている。彼らは、まだプロレスを始めてからというよりもプロレスを知ってから約2年である。日本人にとっては、プロレスの概念というものが少なからずあるが、彼らにはその概念もなかった。その概念がなかったからこそ1からプロレスを学び訓練し続けていることが、彼たちの脅威的な成長に繋がっていると考える。
新宿大会では休憩明けにOWEと提携しているAEWのケニー・オメガがサプライズ登場し、リング上で挨拶を行った。その時点で会場の盛り上がりは最高潮になっていた。
しかし、セミファイナルのOWE選手たち5人に#STORONGHEARTSの吉岡世起を加えたほぼ純粋なOWEの6人タッグマッチは、ケニー登場での盛り上がりを保つどころかその盛り上がりの最高潮を超えるぐらいな激闘を見せた。
メインイベントでは、OWEのリーダーであるダーベンと入江茂弘が初タッグを結成。対するは、OWE王者のツェンジェとT-hawkタッグを組んで対戦した。この試合はセミファイナル以上の盛り上がりを見せて、最後は入江がT-hawkから3カウントを奪った。

セミファイナルとメインイベントに出場した中国人選手たちは、デビュー1年半のレスラーとは思えないような戦いを見せて、しっかりセミファイナルとメインイベントの役割を果たしていた。前半戦に出場していた選手たちも現在表現できる100%の力を発揮して、ファンを満足させた。
メインイベント終了後、次回大会となる11月の新宿大会では、OWEと#STORONGHEARTSの全面対抗6人タッグマッチ(※対戦カード:ダーベン、ワンジン、ツェンジェVST-hawk、エル・リンダマン、入江茂弘)が発表された。いよいよ中国人選手たちが#STORONGHEARTSに挑む構図が日本でも出来上がった。現地中国では、T-hawkとダーベンのシングルマッチなども行われ、ダーベンがT-hawkから何度も直接勝利をしている。デビュー2年経っていない中国人選手たちのトップ軍団は、もう日本人選手たちの背中を捉えている。そして日本でも中国人選手たちが、#STORONGHEARTSから勝利を奪えば、より日本のプロレス界からも注目される存在になるだろう。
中国人選手たちの成長は今後も止まらないと考える。今の勢いのまま成長したら、日本で戦う選手たちは油断ができない。中国人選手の活躍によって、戦いの場を失ってしまう日本人選手も出てくるかもしれない可能性もありえる。中国人選手たちが、成長を続けて勝ちを重ねると今まで日本では見れなかった風景が彼たちによって形成されるなんてこともありえるだろう。今後も彼らの戦いと活躍から目が離せないだろう。