foot So Portとは | dgkのブログ

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Foot So portは1927年ウィスコンシン州(322 W.CHESTNUT ST.)において
Musebeck Shoe Companyとして創業。現在、会社自体は存在しているが、革靴生産は終了のよう。

アメリカでは、ALDENと肩を並べる高級shoe companyだったよう。
たまに箱に当時のプライスを見かけるが、大衆の買える様な値段ではないと思われる。

元々はOrthopedic Shoes(整形外科科学に基づいてつくられた矯正靴)の専門メーカーとしてスタート。Aldenも最初はOrthopedicを中心にスタートしたのは有名な話。AldenのFoot Balance Systemというのに対し、Foot So Portは「アーチ・サポート・システム」という似たような特許を持っており、土踏まずが盛り上がった立体的な構造になっている。もちろん履き心地は最高で履いた時のシルエットもきれいですし、細部の作り、仕上げに定評あり。
私も6足程所有しているが、履き心地抜群。粋なプロダクツが多い。

例えば、
1.カンガルーレザーやKIDSKINを使用したキャップトウ。
2.ポストマンにみられる7eyelet。アメリカ靴の7eyeletは少ないように思われる。
3.靴の中のサイドウォールに製造年記載。「青箱」はほとんど50s~60s初期のもの。
【モデルナンバーの左に3ケタ4ケタの数字があり、これが製造年を表す。567は56年5月製となる。】
4.そこのCFとはより履き心地を重視する靴作り"CF"(comfort first)の略。
5.60sから70sのブーツに見られる、履き口に貼られたキャンバスのパッド。
6.黒塗りのレザーソールやソールの仕上げが、斜めの半カラス仕上げ。   等等等

今の相場から、デットで20000前半で見かけサイズが合えば買いなのではないかと思われます。