劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影』【感想】
今年のコナン映画!本日観てきました!!
ただいま、かなり想いが溢れています!!
感想書かせていただきます♪
***ネタバレがあります***
コ哀、、、尊い~~~~!!!!!!
実を言うと、ひさびさの映画でした。ひさびさのサブカルでした笑
映画はハロ花以来かも…。
こんな私には、大分刺激が強すぎた。
コナン君&哀ちゃん。
二人のの関係性の奥深さについて、じ~~~~っくりと堪能してきました。
以下、うろ覚えですが冒頭から感想いきます!
◆キールに追われている女性。
キールの素性を知っている人からすると、上手く彼女を逃がそうとしているのが伝わってきます。
それでも、容赦なく弾丸を放つジン。組織の非情さ、冷血さが表現されているようでした。
怖かったよ…!
このシーンが、改めて『黒の組織の恐ろしさ』を思い出させてくれます…。
◆ねらわれたのは、ある女性。その方が開発したあるシステムを組織が利用(悪用)しようと、あの手この手を使って接近してくる、って感じのお話だったと思います。
また、その女性は、実は哀ちゃんの幼馴染でもあり…。
複雑な関係性の糸が絡み合って、哀ちゃんやコナンくんも巻き込まれていきます。
ちなみに、あるシステムというのは……。私的に表現すると、世界規模の防犯カメラ。
過去も現在も、その場所その人の様子が見え見え!!
いつでもどこでも見られている感、すご!!絶対やだ~~!(でも、実際今の世の中こうなんだろうなぁ…。)
そして、老若男女問わず、同一人物を特定できるスーパー機能付き。
その機能があるもんなら……こちらはひやひやしますよね。
あれ、もしかして今回このシステムによって哀ちゃんの正体がバレちゃうの!?と…。
◆その女性…直美さんが実は哀ちゃん(宮野志保さん)と幼馴染だったというのは意外でした。
直美さんは、志保さんと同年代だったようで。
幼い時、人種によっていじめられていた直美さんを守ってくれたのが志保さん。
直美さんは、志保さんにもう一度会いたかった。
そこで開発した装置が、例のシステムの原型。
そして見事、志保さんの居場所&存在が、過去の監視カメラの映像からヒットします!
・・・・ところが、と同時に、幼い頃の志保さんと同じ顔の少女もヒットしました。
それが、哀ちゃん。しかも『同一人物』認定。
あ~~~~、そういう展開なるよね^^;っていう。
そして、その画像を、組織の人達が見てしまうという恐ろしい展開!
視聴者側としては、あくまでコナンの映画なので、『この危機をどうやって交わしていくんだろう!?』というドキドキとスリルも高まっていきます。
(コナンの映画は、いつも原作の展開に大きく影響を及ぼさないよう配慮されているので)
◆哀ちゃん(志保さん)は、とても賢く、科学者として凄い存在ですけど、
直美さんもなかなか凄い頭脳の持ち主ですよね。
だって、志保さんと同年代で、あんなすごいシステムを開発しちゃうわけで…!
ではコナン君と哀ちゃんに視点をうつして…!!
◆コナンくんと哀ちゃんの距離の近さ、いいなぁ~~。
冒頭から隣いるし!(お隣にいるだけでテンション上がってしまうファン)
イヤホンを、ナチュラルに共有するし!!!(そうとう仲が良くないと普通やらんぞソレ!!!)
もはや家族のようにも見え、兄弟にも見え、恋人にも見え、夫婦にも見え!
なんなんだ~~~~~/////
◆途中、コナン君が尾行のためにわざと別の船に乗って、その言い訳(笑)を博士が皆に伝えているとき、
歩美ちゃんが「ほんとに?」って感じで疑ってたのも流石、って思いました。
ここまで付き合いが長くなると、歩美ちゃんは、コナンのウソ&ホントを、察しちゃうよね。
◆哀ちゃんが拉致されてしまったときに、
コナンくんが、哀ちゃんを連れてった奴らをほんッッとうに必死に追いかけているのが、
もう、もう、堪らなかった
まじでカッコよかった。
コナン君は、
哀ちゃんのことだから、あそこまで必死になるのが良いのだよ…!!
あんな表情のコナンくん、ひさびさに見たよ~~!
逃げる車を追ってベランダから飛び降りるのは当たり前で。笑
もう、高低差とか関係ないよね。
蘭ちゃんが先に飛び降りたのにはビックリしたけど笑
猛スピードで博士ビートルを飛ばしつつも、冷静に奴らの逃げ方を分析して先回りしてるのもさすがって思った。
哀ちゃんを乗せた車が、海に飛び込んだ時、
あの、いつも冷静なコナン君が、冷静さを失ってその身一つで海に飛び込んだのが堪らんかった~~~~~~!!!!
無謀すぎィ!!!
この命にかえても!!!っていうコナン君の想いがビシバシ痛い程伝わってきた!!!!!!><
哀ちゃんの行方を失ってしまったとき、博士は絶望し、涙を流しました。
それでもコナン君は、哀ちゃんが絶対に生きている、絶対に助け出すと決意を固めた瞳をしているのがかっこよかった…。
はじめ、前髪から滴る水が、コナンの涙のような演出にも見えたのですが、
その後のコナン君の表情から、彼は絶望ではなく希望を信じる人なんだ、と改めて勇気をもらいました。
◆事情を警察に説明しているとき、コナン君が珍しく声を荒げたり、冷静さを失った行動をとろうとしているのも、堪りませんでした。
『哀ちゃんのことだから』なんだろうなぁ。
この時の私(視聴者)の心情としては、コナン君の"何としてでも哀ちゃんを見つける!助ける!”という熱い想いがシンクロして、足にも手にも力を入れながら観ていました…!
◆私達からしたら、"灰原哀”と"江戸川コナン”の関係は、もはや言葉では説明しつくせないような関係で。
なんだか二人には、「恋」を超えたものを感じるんだよね。。。
コナン君は、哀ちゃんにたいして、恋愛感情という言葉では説明しつくせないほどの強い想いと、この命にかえても守る、という確固たる信念をもっているように思います。もちろん、蘭のことも命にかえても守りますけど、、、哀ちゃんに対してはなんというか鬼気迫るものを感じるのよね…。
なんでだろう。コナン君の哀ちゃんにたいする態度は、一見いい加減に見えるけど(慣れ&家族的な意味で)
でも本当はガラス細工のような繊細なものを扱うように、ものすごく紳士的に優しく接しているように思うんだよね。
それは哀ちゃんからしたら、スーパーヒーローのような、王子様のように感じちゃうんじゃないかってくらい。
◆哀ちゃんの、幼児化前の回想を見たときに、
『あぁ・・・哀ちゃん、本当に辛い人生を送ってきたんだな。。。それなのに、どうして今も辛い想いをいけないんだぁぁ~~』って、私も苦しくなりました。心から幸せになってほしいって思った。
そんな哀ちゃんを、心あたたかな方向&居場所にひっぱってくれるのがコナン君という存在なのかな~~…。
ちょっと拘りたいのが、"新一君が”じゃなくて、"コナン君”がなんですよ…!!
哀ちゃんが好きなのは、『江戸川コナン』な気がする。
そういう気持ちがすご~~~~く伝わってくる映画でした。私にとって。
で!ここ!!!!!!
水中でみんなのために無茶をして、酸素不足で意識を失ってしまったコナンくんを、哀ちゃんが助けるシーン。
唇と唇が~~~~~~~~~!!!!
哀ちゃんから!!!!!哀ちゃんから!!!!!!
んもぉ、、、、、、このシーンが一番衝撃でしたし、心拍数上がりましたし、ドキドキしたよね!!!!!!!
なにがよいって、哀ちゃんがこの行為をはっきりと『キス』と言語化して認識しているところなんですよ!!!
コナン君をそういう対象として意識してるんですよ!!!!
昏い水中だけの関係というのがまた良い!!!!!
水の中っていう、非日常的であり幻想的なこの場所で、コナン君と哀ちゃんが言葉なくとも気持ちを通じ合わせたり、会話をしたり!!!"私は、今何を見ているんだろう・・・こんな尊いシーンを目の当りにしてよいものか…”と葛藤と興奮と嬉しさで一杯でした。本当に良かった。
息もできない暗い昏い水中だけど、間違いなく二人同士の愛で満ちた世界だったよね。
◆そ!し!て!さぁ~…!あの衝撃のラストシーンだよ…!!!
哀ちゃんが、コナン君の唇を、蘭ちゃんに返すという…
あああああああああ
なんと表現すればいいのか!?
健気といえばいいの?それとも応援?嫉妬?愛?
こういうとこ!哀ちゃん!哀ちゃんだよ!!彼女の魅力というか悲しさというか…!!!
こういうことしちゃうの!?って本気でびっくりした。
コナン(新一)と蘭の関係には、決して踏み込み過ぎない。妨げない。
けじめをつけるといいますか、自分で一歩引くというか…。
でも、哀ちゃん、嬉しそうなんだよね…。
コナンくんからされるのは拒否して、自分から蘭ちゃんに渡すというのが本当に印象的だった。
哀ちゃんが、現実を陸上、心情世界を水中、みたいに無意識に区別しているように思えた。
『こっちでは、違う。だめよ。』って言いたかったのかな。
*****
いやぁ~~~。感想を一言で言うことが実に難しい映画だったけど、
今の私の心に残っているのは、愛情にあふれた気持ちや、ロマンティックな感情が大きいな…。
ちょっとおとぎ話のような世界観も感じた。
コナン君と哀ちゃんの関係性をものすごく掘り下げさせてくれた。ありがとう…!!
そして、コ哀、初キ…映画でしたね///
その事実は哀ちゃんしか知らないという…!!!
改めて、二人の関係っていいなって思いました。
大切な人を本気で守るコナン君はやっぱりカッコよかったです。
ずっと好きです~~!!!!