デジモン02『夏への扉』感想 | みら*Cafe

デジモン02『夏への扉』感想

『夏への扉』

知る人ぞ知るデジアド02のCDドラマです。
02の夏の映画とリンクしていて、ウォレスやミミが登場します。

みら*Cafe-夏への扉


・このドラマCDの変わっているところ。

まず、登場人物が少ない点。

大輔とチビモン、ミミ、ウォレス・グミモン、
そして突如現れる謎の少女「なっちゃん」のみ。

このCDが発売されたころ、当時のアニメディアの紹介には、
「あの夏のから1年後、大輔は再び夏にニューヨークを訪れる。
ところが、景色は突如冬景色に変わり、大輔は謎の少女と出逢う……」

みたいなことしか書かれてなくて、これ大輔またはウォレス好きの人とか、夏の映画に興味がある人しか買わないんじゃないかとひっそりと思っていました。(汗)

このCDの発売時期、私は中学生でデジモンに大ハマり中だったんですが、なぜかこのCDだけは買っていませんでした。なぜって、賢ちゃんひとすじだったからでしょうね…(笑)
アニメディアの解説読んで、「賢ちゃん登場しないのか…。じゃあいいや」みたいなことを思ってしまい、買うのを後回しにしていました。

ようやく買ったのは大学生になってからです。
聴いてみて、なんでこんな素敵な作品もっと早くゲットしなかったんだ!!と思いしょんぼりしました。



デジモンのドラマCDって、ただ人気キャラをおもしろおかしく登場させるだけでなくて、
考え込まれたストーリーで、じっくりそのキャラの魅力を引き出してくれるんですよね…。

ヤマト主演のドラマCD、『手紙 ~Letter~』もそうです。
(ちなみにこのCDの演出担当は細田守さんです。「サマーウォーズ」や「雨と雪」の。)


売れ筋とか関係なく、デジモンキャラのためにやりたいことをやってくれる製作陣様に、感服です。


大輔の本当の魅力はこのCDドラマのストーリーでなければ、表せられないんじゃないかと思います。

他のドラマCD「未知へのアーマー進化」では、大輔は完全にギャグキャラでした(笑)
(バレンタインにチョコを貰うが為に、大輔が暗黒進化しちゃう話。笑
モテる男=賢ちゃん=陰がある=じゃあ自分も。
という論理で、大輔はダイスケカイザーに進化しちゃうんですね…笑)

これはこれで、超超オススメですがw



■□■□■□■□■□■

タイトルの元ネタは、間違いなくA.ハイ○ラインのSF小説、「夏への扉」。

CDとどんな関わりがあるのか気になって、買っちゃいました。
和訳版は複数あるようですが、私はこんなのを買いました。
みら*Cafe

***

主人公(原作では大人の男性)は、すべてがうまくいかない最悪の状態。
恋人には裏切られ、仕事が取り上げられ自分の発明したものはだましとられる…。
彼の愛猫のピートは、毎年冬になると、たくさんある家の中のドアのどれかひとつが夏へつながっていると信じ、「夏への扉」を探し始める。
彼も…探すのであった…。凍てついた心を溶かすための、『夏への扉』を……。

話の中で、ミミちゃんもこの小説のことをつぶやいています。
02のクトゥルフ神話といい、なぜこの作品にしたのか…!(笑)
製作側の思考が小宇宙です(^^;)こういうのがまた、デジモンらしい。


・大輔は、この主人公となぞらえて描かれています。
サッカーの試合はボロ負け。ヒカリを海に誘えば断られ、じゃあ男同士と思って伊織を誘えば、伊織には可愛い彼女ができていた…という。

このニューヨーク旅行は、いわば、大輔の傷心を癒すためのもの。

・主人公の猫、ピートは、少女デジモン(なっちゃん)を表しているのかな?


・私の考える、ストーリー解釈はこんなの。(話のネタバレ含)
 ↓
**********

良いことが全くない 夏…。
大輔はその心を少しでも癒す為、チビモンと2人、ニューヨーク旅行へ。
そこでミミやウォレスと再会。

ところが…
実はその場所には、一人ぼっちのデジモンがいた…。






寂しくて、寂しくて…
そのデジモンは、パートナーが欲しかった…
 「誰か」が居てほしかった…

泣きながら、呼びかけます。
「誰か来て」「そばにいて…」


…でも、その声は、誰にも届かない。


一人ぼっちで、声さえも聞いてくれない。
負の感情は膨らみ、心は真冬のように冷え切っていきます。


心は、もう壊れる寸前。


「Do I, Do You」(挿入歌)


そんな時。
たったひとり、その声が聞こえる男の子がいた…。

しかも、その少年は、冷え切った自分の心の世界に、自ら来てくれた。

デジモンは、少女の姿となり、彼に会いに行く。

「自分の、そばにいてほしい…」

最後の望みを彼にたくすため…。

_____

少年と一緒にいた女性から、「なっちゃん」という名前をもらった。
少年もこの名前が「好き」と言ってくれたから、自分もその名前が好きになった。

少年は、不器用だけども、すごく優しかった。まっすぐ、温かいまなざしで見つめてくれた。
「なっちゃん」とたくさん声をかけてくれた。
嬉しくて、たくさんのことを聞いた。雪合戦したり…いっぱい遊んだ。


「Open your heart」(挿入歌)


しかし、その少年には、すでにパートナーがいた。

自分と一緒にいてと伝えても、ふたりっきりの時でも、
そのパートナーが危険に遭ったとき、彼は、自分よりもそのパートナーのことを選んだ。

やっぱり……自分の声は届かないのか…。

最後の望みが薄れていきます…

デジモンの負の感情は限界まで膨らみ、ついに爆発する。

デジモンは、少女ではない、元の姿に戻ります。

凶悪で凶暴な、真の姿に…。


「Only lonely」(挿入歌)


誰もが、救うことをあきらめた。「逃げよう」と。


でも、彼女は、本当は救いを求めていた。
「なっちゃん」のままでいたかった。


「自分の姿に怖がらないで」「逃げないで」「そばにいて」



そんなとき。
あたたかな、声が聞こえた。


「Reach for you」(挿入歌)

「おれは…ここにいるよ。ちゃんと、そばにいる。」

あたたかい、もの。

「だって、君は、なっちゃんだもの。」


少年は、本当に優しかった。
凶暴な自分の本当の姿を見ても、恐れず、そばにきてくれた。
自分を「なっちゃん」として見てくれた。


少女は、たったひとつの、夏への扉を見つけた。

心は、あたたかな日差しに包まれる…


「大輔、ありがとう……
 …サヨナラ。」



少女デジモンは、デジタマへと姿を変える。



「おれが、彼女のパートナーになれてたら…」
「ダメだよ!大輔は、オレのパートナーだもん!!」

「!……そうだな。」




「よし、なっちゃんのパートナー、さがしに行くか!」

大輔達は、再び、ニューヨークの街を歩くのであった…。


「Streets to the summer」(挿入歌)

************

という、たいっへん素敵ストーリーであります。
最後のチビモンの台詞が愛の告白過ぎてびっくりしました。
「大輔はオレの!」って…!ワーオ!

・なっちゃんの声を感知する大輔。
「ヒカリと同様、大輔も電波なんじゃないか」と言われるゆえんです。

ヒカリは「光」的存在。
「闇」の声を特に強く感知してしまいす。

暗黒の海の「彼ら」の声とか…ね。

それに対して、大輔は「孤独」で寂しい思いをしているモノの声を感知するタイプのようです。
賢ちゃんを助けるデジメンタルを探しあてた時もだし。

賢ちゃんの寂しさに、ワームモン以外で、最初に手を差し伸べたのは大輔でしたね。
大輔、本当に、優しいからね(;_;)


・なっちゃんの姿の想像。
どうしてもおんぷちゃんのイメージがぬぐえません(汗)

みら*Cafe-大輔となっちゃん



ではでは。色々想ったことをば。







・舞台は、NYのマディソン・スクエアガーデン。ピンポイントですなぁ…。


・本CDでは、話と話の合間に、5曲のキャラクターによる歌がはさまれます。

挿入歌のタイトルは、すべて英語のアルファベット表記。



「Do I, Do You」
チビモン・グミモン

「Open your heart」
太刀川ミミ

「Only lonely」
少女

「Reach for you」
本宮大輔

「Streets to the summer」
ウォレス



決してキャラソンではなく、途中途中の展開に合った、シナリオを盛り上げるための歌となっています。


1曲目の
“Do I, Do You”
というタイトルが意味深で、和訳に悩みます;

もしも文頭に“so”がついて
“so do I, so do You ”
になれば、
「私も、あなたも」
という意味になります。

似たような表現に“me to”というのがありますが、
調べてみたら、so do I はme toよりも深い意味で使うらしいです。


しかし、タイトルに、soは無くしかも疑問系なので、
「私は…あなたは…?」
という意味になるのかな?

歌詞の中身を要約すると…
**
どうしてだろう、寂しい。
寂しいのは何故?
寂しいのは誰?
太陽はまぶしく僕らを照らすけど、僕の気持ちだけは日陰にいるよ。
みんなでいるから、ひとりぼっち。
ひとりでいるより、ひとりぼっち。
難しいね。


という…
幼げな口調で「孤独」を唄う歌詞です。
「みんなでいるから、ひとりぼっち。ひとりでいるよりもひとりぼっち。」
というフレーズは…非常に、深い…。

少女の「孤独」を表しているのかな…と思います。


・何やら、声が聞こえるという大輔。
「こっちに来て…」「お願い…」という女の子の声が。

しかも、大輔にしか、聞こえません。
声が聞こえたんだ、とミミ達に必死に訴えますが、

チビ・グミ「な~んにも聞こえないよ?」
ミミには、「この子、大丈夫…?」と怪訝な目で心配され、
ウォレスには、「ヒカリにふられておかしくなったんじゃないのか」と言われる始末。
みんなして大輔いじめ(笑)


・本CDドラマのキーパーソン。「謎の少女」
声が宍戸留美さんです。
なんという、おんぷちゃん(笑)

登場してすぐウォレスに声掛けられますが、それを無視し、大輔に飛びつきます。
「来て…くれたんだ。…嬉しい…っ!」

女の子に積極的に話しかけられる経験が皆無の大輔は、大いにたじろぎます。(カワイイなぁ)

名前を聞かれるも、
「名前……?わかんない。」
あっけらかんと答えます。

名前のない、少女。
大輔の好きな名前をつけて、と大輔にお願いします。無茶ぶり(笑)

そんなことを言われても困る大輔。(ですよね~)
そこでミミの一声。
「なっちゃんでいいじゃ~ん?
 夏だから、なっちゃん!」

ひょぇぇ…ミミ様…

実はひとりぼっちで、冬のように凍てついた心の少女の名前を、「夏」の「なっちゃん」にするとは…。
奥深すぎます…!

この名前は、おそらくクライマックスにつながるものなんじゃないかと。

容姿は、初対面のウォレスが「ワオ…可愛い!」と言うくらいですから、かなりの美少女なんだと思われます。
ちょっとワガママで、思ったことをそのまま口にしてしまう性格です。
出会ったにチビモンにいきなり「なにこれ?」って(笑)
さらには「フ~ン…。このコなんか、出来そこないのイルカみたいね」と。
チビモン傷つく。w



・大輔がひとりになったところに、なっちゃんが声をかけます。


「ね。チビモン達ほっておいて、ふたりで行かない?」
「ふたりでって…」
「私と大輔、ふたり。
 だって大輔にはわたしの声が届いたんでしょ?」
「…うん。」
「行こ。」
「えっ…」
「行こ!」

この場面での大輔となっちゃんの会話が神がかってます。
シナリオの確信をついている気がします。
本ドラマCDで、一番好きなシーンです…!!
BGMがすごく良い。
ものすっごい哀愁ただよってて、ノスタルジックで、どことなく寂れた西アメリカを描くような…

後ろから、チビモンが大輔を呼ぶ声が。

「…チビモンが呼んでる。」
「チビモンなんか。」
「でも…」
「あんなデジモンのどこがいいの?うるさいし弱くてとろそうだし。
 …私なら…

バックで、チビモンが大輔のことを一生懸命呼んでいるんです!


この話で、なっちゃんは二度大輔にふられます。
一度目はまさにここなんです。

「ったく…世話の焼けるやつだなぁ…。なっちゃんも行こ!」

といいのこし、大輔はチビモンのもとへ。

大輔が、なっちゃんではなく、パートナーのチビモンを選ぶシーンその一。
この後、なっちゃんはウォレスに鞍替えします。(結局一時的なものでしたが。)


こんな風に、チビモンとなっちゃんが大輔を取り合っている場面も好きですね~…。



・二度目のふられシーンはこれです。(以下)
なっちゃんは、この二度目のフられのショックで、凶悪化してしまうのです…。

チビモンとケンカ(夫婦喧嘩という名の)をしたあと、ひとり外をぶらつきます。
そこになっちゃんが。

「ウォレスにもグミモンっていうパートナーがいるんだってね。
私だけ…ひとりなんだもん。いいなぁ、みんな…」

なっちゃんが一度大輔のもとを離れたのにも関わらず、(ウォレスの元へ行ったから)
大輔は、一生懸命なっちゃんの事を想って話しかけてくれます。

そんな大輔になっちゃんは…

「大輔…優しいね。
 だから、私の声が聞こえたのかな…」

「私が欲しいのは、パートナーデジモンじゃなくて…
 大輔みたいな…」

…と、その時。静寂をやぶるように、チビモンの悲鳴が!

「!!チビモォォン!!」
タタタ…

「…大輔………」

なっちゃんの、これ以上ないってくらい、悲しい声。
大輔がなっちゃんよりもチビモンを選ぶ場面その2です。
すごく、なっちゃんにとって大事なところだったのにね。

チビモン、間が悪いよ~…。


・悲しみのあまり、絶望して暴走するなっちゃん。
破壊も凄まじく、もう近寄れない状態。

そんな彼女でも、大輔はあきらめきれません。
なぜなら、大輔だけには彼女の本当の声が聞こえているから。
傷つくことも構わず、なっちゃんのそばに行こうとするのです。

“聞こえる…。あの子の声だ。”
“いけないよ!だって、寂しがってる!あの子、すごく…!”
“なっちゃん……”



「大輔君、やめて!もう近寄らないで」
「大輔、ダメだ!これはあの子じゃない。凶悪なデータがいっぱいとり憑いたついた恐ろしいデジモンなんだ!」
「大輔~~!!!」

ここでは、チビモンの制止さえも振り切ります。


「いるよ。そばにいる。おれは怖くないよ。だって、君はなっちゃんだもん!」

でも、まだなっちゃんの暴走はおさまらない…
とここで、この歌が入るのです!

「Reach for you」

大輔による歌です。
タイトルの意味は、
「君に届け」
「君へ手をのばす」
が近いかな?

~~
ため息を凍らせながら、泣くのはもうやめて。
ぼくは、ここにいるよ…。

君のそばにいる。
目をあけてごらん。
君の前にいる。

君のそばにいる。
手をだしてごらん。
あたためてあげるから…。

~~

すごぉぉくあったかくて、なっちゃんへの想い、大輔という人間が伝わってくる歌です。

木内レイコさんの唄いあげも、すごく気持ちこもっていてカッコイイ…!

暴走がとまらなかったなっちゃんも、この歌の直後、心をとかすのです…。

「あたためてあげるから」って言葉、すごくいい><

大輔が、“夏への扉”となった瞬間ですね。


*********

では。そのほかの、いろいろツッコミいきまーす。


・少女デジモンの影響で、
大輔たちの周りの世界は、一気に、木枯らし吹き荒ぶ冬の世界に。

ミミさん「寒過ぎて凍えしんじゃう~。
ん!?ところで誰もいないってことは…
どのブランドの服でも、着放題じゃな~い?


その思考がマジミミさん(笑)

他の家にズカズカ入って暖炉までたくという、遠慮のなさ(笑)


「元の世界に戻る方法を考えましょう」という大輔の思考と対照的ですね。

ミミさんの考え方は、明らかに、無印での旅の影響ですね。
考えるより、行動しろ!とw

大輔たちはいつでも元の世界に帰れる安心感があったけど、ミミや太一たちは違いましたものね^^:
食べ物探して、火をおこして…。

ミミ(達)と大輔の、危機的状況での考え方の違いが見えるやりとりでした。

・「5番街のブティックで冬物のコート見つけてきたよ」

ミミに冬物のコートを選んであげるウオレス。
「…思った通り…よく似合う。」
プレイボーイ的台詞きたこれw女性には紳士なウォレスw

じゃあ大輔にはないの~?と思ってたら…

「はい。君にもジャケット持ってきたよ大輔」
「お!あんがとよ!」

「思った通り。全然、高級品が似合わないな」

ミミとの扱いの差!!ww

高級品が似合わない大輔もすてきですよ!!


・大輔とチビモンのやりとりが、どうみても彼氏彼女のそれにしか見えないという…!笑
チビモン役の野田順子さんの乙女ボイスも相まって、えらいことになってます。

序盤の会話。
「きたぞ~!ニューヨーク!」
「ねぇ、だいすけ~。おれ…ニューヨークより…温泉とか、のーんびりしたところの方がよかったなぁ…」

もう完全に「旅行中のカップル」状態です。

・肉が焼けるのを待ち切れず鉄板をさわってしまい、火傷をしちゃうチビモン。
「あっつ!」
「チビモン、大丈夫か!?
…赤くなってるじゃないか…すぐに冷やさないと!」

普段は青い手が、赤く…w
は置いといて、ここでの大輔の対応がマジ男前。


・火傷をしたチビモンの手を外の雪で冷やしてあげるときも、
「外、寒~い…!」
「おれのジャケットの中入っていいよ」
「あったか~い…」
「だろ?」
「でもあせくさ~い♪」
むかっ  あのなぁ…!」


「(な~んてね)
 ありがと。大輔。」


どこの恋人同士ですかーーーー!!!


・あと、こんなシーンも。

最近色んな事があるよな~とぐちをこぼす大輔に、チビモンは「もっとウォレスみたいにならないと」
とよけいな一言を(苦笑)

「お前なぁ~…前から思ってたけどいちいちうるさいぞ。」
「大輔だって、前から思ってたけど、そういう言い方頭にくる!」
「お前だって人にいろいろ世話かけてるくせに、態度でかいんだよな」
「大輔の方がおれに心配かけてるじゃないか~!いろいろっ!」
「ああそうですか!わかったよ!…じゃーな!!」

「どこ行くの?;」

ひぁー/////////
ケンカして、背を向け立ち去りそうになる大輔に、チビモンが「どこいくの」って呼びとめるんです////
今にも泣きそうに言うのがたまらなく乙女www

どこの彼氏彼女ですか///


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まだまだ語り足りないっす。
すごく大輔を好きになるCDだと思います^//^