No,1206

☆three zero 装甲騎兵ボトムズ ロボ道 ラビドリードッグ その2ギミック

 新アイテムのラビドリードッグレポート 年末の続き後編です

〇外観

この姿勢でぐるっと撮影

亜鉛ダイキャストフレームにより安定のウエイトです

足首のジョイントも硬めの可動で耐久性が高そう

高い保持力です

小さくてもパーツ造形がthreezeroらしいデザインであり

threezeroらしいハイエンドトイ

 

ここでちょっと比較の続き

threezero装甲騎兵ボトムズシリーズのアイテム第一弾&第二弾

1/12スケールのビッグ完成トイ・・・ threezeroからラビドリードッグが出るとの情報を知ったときは1/12のラビドリードッグがついに出るんだと喜んだものです

・・・でも 現実はこの1/24よりちょっと小サイズ

1/18DMZよりもぐっと小さく ちょっとしたショックでした

・・・もう1/12シリーズは終わっちゃうんでしょうか

 

〇コックピット

でも小さくてもコックピットデザインもthreezeroらしいクオリティー

1/12スコープドッグのものを縮小した感じ

着座パイロットが付属していまして 1/24のものと比べるとやはりちょっとだけ小さい感じがします

窮屈感が実に心地いいですね~ 余裕のない狭小コックピットは いかにもATという感じです

パイロットの腕は固定ですので若干コンソールグリップは握らせにくいですが

セッティングが終わればその分かっちり感はあります

ハッチを閉じて頭部ドームのバイザーを上げると 適正位置にパイロットの頭部が来ています  行き届いた設計ですね~

 

〇バックパックのギミック

上部が開閉可動し 爆雷を入れることができます

閉じると 一体感が高くて開く個所というのが一見忘れそうです

内部のスロープは下部ハッチと連動してせり出す仕組みです

たぶん勢いよく開くと爆雷パーツが何処かへ飛んでいきそう・・・

 

〇降着

威圧感のような塊り感じが強い気がします  言い換えると安定感というか姿勢的な完成度ということかなぁと思います

バックパックは跳ね上げて 脚部との干渉を回避させる設計です

足首はジョイントを一旦直線状に下に引き延ばしてから 後方にUの字移動でセットしています  ジョイントが非常に硬いのですが 強度を感じられる部分で良いんじゃないでしょうか

足首ジョイントがモロに見えるのですがメカメカしくて悪くはないです

足裏に回り込むサンドトリッパーの造形は凝った形状です

重量感が伝わってくるような形態で 設計にひずみや可動域に不足部分があると 腿や足首 左右のバランス等に接地不均等箇所が発生するのですがそういう部分もなく安定感の高い降着姿勢です

ダイキャスト製のジョイントに金属製軸と可動部には樹脂パーツ(ABS?)使用で可動の滑らかさと堅牢性が高そうです  1/12スコープドッグは非常に破損率の高かった箇所ですので見直しがされているのでしょう

 

スネフレームも剛性が高く見え良いんじゃないでしょうか

ここも亜鉛ダイキャストで成型されています

 

1/24の立ちパイロットを並べてもそれ程の違和感はありません

逆にATのコンパクトメカ感が強調されて良い感じでもあります

 

密度感が心地いいですね~

この形状はATならではの姿勢なので魅力的なシーンです

 

〇クロー

上部の爪を前方にスライドさせると11ミリ機銃が現れる可動ギミック

下部の爪も可動します

一応射撃アクション時の状態は再現できているのですが 欲を言えば上部の爪はこう少し上方向に回転した方がダイナミックな感じになると思います

ここはちょっと物足りない感じです

 

〇アームパンチエフェクト

左右ともアームがスライド可動しますが 側面にあるカートリッジ排出口に

エフェクトパーツを取り付けできます

白煙を上げて薬莢が飛んで行くシーンですが 私の知る限りではこれを再現したというのは初の試みなんじゃないかと思います

すごく小さいパーツなので12月に本体比較レポートをしたのちに いつの間にか紛失していたのですが 年末に物品整理をしていて無事に見つかりました

撮影していなかったので出てきて助かりました

 

躍動感が感じられて良い試みかと思います ・・・ただしTVアニメでの終盤のシーン再現用にクローのついている左腕を取り外せたり もしくは欠損状態用の破損左腕に付け替えできると更に格好良かったんじゃないかと思いますが 流石にそれは高望みというものでしょうか・・・

 

WAVE1/24スコープドッグと並べると

WAVE1/24に対しノンスケールのラビドリードッグですが

並べるとちょうど同じくらいのサイズです

ただしラビドリードッグは設定ではミッド級のスコープドッグより大型のヘヴィ級ですので 約1/26スケールと推測です

同サイズだと比較すると類似性とか違いがよくわかり 例えばショルダーアーマーは側面の形状がかなり違うのですが前後が絞り込まれているのが同じで面白いです

スコープドッグのアップグレードに位置するラビドリードッグということからも各部造形の類似性や違いが面白いです

 

以上 ロボ道ラビドリードッグ レポート後編でしたが スタイルやギミックは手堅くまとめられているのが一番感じられる印象です

本体に突出した可動のような何か派手さを感じる部分は少ないですが 精度の高い設計と可動  強度を高めたパーツ類により本来なら1/12でこれをやっていてほしかったと思える高い完成度です

 

スコープドッグもリリースが予定されていますので入手できれば良いなあと思いますし いずれは春に予定されているハイメタルRとの比較対比なども出来たら楽しそうですね~